2月某日。
2024年2月13日から全館休業に入ります
【山の上ホテル】(Hilltop Hotel)に
滞在いたしました。

東京都千代田区神田駿河台1の1の1
☏ 03-5244-5232
御茶ノ水駅から徒歩5分

昨年末から宿泊予約は終了しておりますが
直営店【てんぷら山の上Ginza】
【てんぷら山の上Roppongi】そして
【てんぷら山の上三越本店】は
これからも引き続き営業。


【山の上ホテル】は
その創業に先立って1937年に同場所で
【佐藤振興生活館】として竣工しました。
旗手は日本初の美術館であります
【東京都美術館】を寄附したことで有名な
九州の石炭王佐藤慶太郎氏であります。
【佐藤振興生活館】は西洋の生活様式やマナーを女性に啓蒙する施設として利用されておりました。


1954年(昭和29年)にホテルとして開業
全35室で同じレイアウトはありません。
創業当時より川端康成や三島由紀夫などの多くの文豪に愛されまたムーミンの作者でありますトーベ・ヤンソンも宿泊されたとか。私が当ホテルを訪問するにあたりこの日に『ムーミン』のレターセットやメモ帳を持たせてくださいました知人の粋なはからいにグッときます。


↑建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズ氏による地下1階から地上5階まで続く拘りの螺旋階段。その由来はパリ万博に端を発したアールデコという建築様式。ニューヨークで花開き超高層ビルの建設ラッシュを迎えることになります。

『ただのホテル屋にはなりたくない』
吉田俊男は独自の色を追求しヨーロッパのプチホテルの気品と日本旅館のもてなしを掛け合わせた『西洋旅館』という言葉を掲げたスタートをきります。
そしてその誠実なホスピタリティが沢山の文豪にも愛され文化人や海外のVIPとわたりあうホテルの地盤となっていきました。
このホスピタリティに溢れる家族経営のような小さなホテルは私が愛してやまないスイスはチューリッヒの
【Hotel Baur au Lac】に通じるものがあります。


↑終戦後に米軍に接収されWACの宿舎として使われておりました名残りでドアノブが少し高く設置されております。


↑ベッドは日本ベッドを用意。


↑アメニティは2003年にタイに誕生しました【PANPURI】(パンピューリ)。
身体、心、魂の精神的な目覚めと調和を保てるようにとファウンダーであります
VorravitSiriparkはいいます。
ニューヨークとミラノで世界有数の大企業に勤めながら仕事と遊びを両立させるハイペースな生活を続け疲れ果てたいに帰国。
内面のバランスとライフスタイルの両立を考ええるようになったといいます。
こちらのアメニティを使いまた日本ベッドとの両方の良い点で熟睡したaoki。
もちろんアメニティを購入いたしました。


【山の上ホテル】
最後にヒルトップにて食事をしたい人で朝から大変な賑わいを見せております。
8時くらいに訪問しますと11時過ぎに始まりますレストランのチケットを入手できるようです。
またこちらの全国1位を獲得しました
パティシエ安崎氏の『山の上ロールケーキ』や『ホールケーキ』など受け取り日の前日午前中までに予約をしますとロビー喫茶にて受け取ることが出来ます。
(ロビー喫茶も休業中)
めちゃくちゃ美味しいです(aoki調べ)
最後のチャンスです。

まだ記事は続きます。
お付き合いくださいましたら
有難く幸せなことです。

いつも応援いただきまして
本当にありがとうございます。
心からの感謝を申し上げます。aoki