去年、護摩祈祷をしていただいた時に、赤札いただきたいな、とおもっていました。
赤札とは?
10年目毎の吉例大開帳奉修期間中に限って授与されるもので、弘法大師ご直筆と伝わる〝南無阿弥陀佛〟の六字名号を版にして、貫首が祈願をこめて一体ずつ手刷りされる尊い『護符』です。
これだけで、私はぜひ頂きたいなとおもっていたのですが、更にその気持ちを強く思ったのは、次の説明を見たからです。
〝南無阿弥陀佛〟は阿弥陀如来に帰依するということで、この名号を念ずることによって、真言宗では息災延命のご利益をいただけるとのこと。
私は一生治らない緑内障にかかっています。
これは是非ともいただきたいと強く思いました。
大感動でした。
昨日の私の時間的な動き?流れは
朝9時前に川崎大師境内到着。
その後、まずは大本堂にお参り。そしてトイレに行き、
※写真の人は私ではありません💦
ご本尊に繋がるお手綱を触らせていただき、赤札授与の列に並びました。
私が並んだ時はもう凄い行列で、大本堂近く、不動堂の前あたりに設置されていたテントの中では並べませんでした。
こちらの、つるの池の辺り。
赤札授与の時間はほぼ不定期で、ですが期間中の護摩祈祷の後にいただける流れになっているようでした。
午前6時・9時半・11時
午後1時・2時半・4時
※5月22日と5月31日は少し時間が違います。ご興味ある方は事前に調べてください。
で、朝6時に赤札授与はほぼ行われることは事前の調べで分かっていました。
が、その後、どの時間にいただけるかは決まってないのです。
私は9時半の回にあるかな?と予想を立てていたのですが甘かった。
9時少し前から並びましたが、列はピクリとも動かずその場で約2時間待ちました。
が、案内役の方々が多数おられて、並んでいる参詣客達に色々と説明をしてくださいます。
一列四人で並ぶこと、そばにいる方を覚えておいて、トイレや水分補給の為に列を離れる時は声をかけてからその場を離れて用を足すこと、体調が悪くなったら自分たち世話役に声をかけること、などなど。
そして、10時40分頃にビニール袋が配られました。大本殿の中に入った時の靴を入れるための物です。
10時50分過ぎに列が動き出して、11時頃に大本堂近くのテントの中に案内されました。
そして、そこでまた30分ぐらい待機。
その後に案内されて、、、
辛かったです。でもなんだかとても心地よい疲れでもありました。
ご本尊である厄除弘法大師御宝前の御戸帳が開帳されており、しっかりと御本尊様を目にした時の感動と言ったらなかったですね。
ただ、立ち止まらないでとのお声があった為、サッと立ち去りましたが、、、
でもこれだけでも来た甲斐があったななんて思ってました。
そして、結局赤札を手にしたのは12時少し前でした。
うーん。長かった。
いや!これこそ修行ですね。
昨日はそのあとのSNSで見た限りでは、
6時・11時・13時・16時に赤札授与があったようです。
私が行った時間が一番待ったかもしれません。
そしていただいた後、ふつふつと思いが募り、多分期間中にもう一度いただきに行くと思います。
〝息災延命〟のご利益。
関節リウマチを発症してしまったムスメの分も頂きたくなったのです。
私がお手綱を触らせていただいた時にはほとんど境内に人はいませんでしたが、赤札授与後はこんな感じでたくさんの方が手綱の前で並んでいました。
大開帳記念の切り絵御朱印を拝受して、私は帰宅しました。
この5月中は色々な法要も予定されております。気になるものがあったら行ってみるのもいいですね。
昨日は前日の雨が嘘のようにカラッと晴れた一日でした。境内で待っていた時は少し肌寒かったです。
そして、足が悪くて杖をついていらっしゃる様な方も何人か赤札授与の列に見受けられました。
小さな折り畳みの椅子を持参して座ってられていました。
そこまでして、、、なんて思っていましたが一度行くと、ああ、また行きたいなと思える、そんな感じがしました。
そして、私は帰りは昔々参道の飴屋さんでバイトをしていた時の記憶を思い起こして、川崎大師駅までの近道ルートで帰りました
川崎駅で実家の母と待ち合わせをしてランチをして帰りました