3月の初旬。
4月から始まる24時間の介護に向けての準備(書類上の手続きや環境整備など)に追われバタバタ。
3月下旬には、孫たちの七五三の後撮りを控えていたので、その日の前後数日間の、ショートステイの手続きも同時進行。
全ての手続きを終え、やっと一息つくことができました。
あとは来る日を待つだけ。
そんな状況で迎えた3月中旬。
その日も、いつも通りに1日を終え、義母の就寝の時間。
義母の就寝前のルーティンをこなし、さあ、これでおしまいという時に、歯磨きをし忘れていたことに気づき「あー!歯磨き忘れた!ごめんねーちょっとだけ口を開けられる?」と声をかけると、首を横に振る義母。
口から物は食べられなくても、朝晩の歯磨きは欠かせたくない。
でも、本人が嫌がり、口を開かないので断念。
「じゃあ、今日はこのまま寝ちゃうけど、明日の朝は念入りに歯を磨こうね」と声をかけると、うんうんと頷く義母。
私はそのまま義母の部屋を後にしましたが…結局、これが義母と交わした最後の言葉となりました。
翌朝は土曜日。大魔王さまの出勤時間は、いつもより1時間半遅い7時30分。
この日は、お弁当作りも無かったため、大魔王さまの出勤も見送らず、ぐっすりと寝込んでしまったのですが…
7時45分頃、義母の呼吸器が外れたアラート音に気付き、慌てて義母の部屋へと向かいました。
以前の記事にも書いたように、義母は四六時中、顔面に張り付いている呼吸器が嫌で、隙あらば外してしまうので「これを外したら死んじゃうんだよ!鬱陶しいだろうけど、我慢してね!」と、再三注意をしていたので、正直「またか…」と少しイラつきながら部屋に入ると…
義母は頭の上の方に呼吸器をずり上げ、穏やかな顔でベッドに横たわっていました。
寝姿も、夜中に生存確認をした時のまま。
とりあえず、呼吸器のアラートを止め、再び呼吸器を装着しようと、義母に声をかけると無反応!?
慌てて体を揺らし、口元に手をやると、呼吸をしていない?!
でも、身体は温かいし、顔色も全く普段通り。
ただ、胸に手を当てると、胸が動いていない?!
これは…
でもまさか…
慌てた私は何を思ったのか、パルスオキシメーターで、義母の血中酸素濃度を測ると…68%!
病気のせいで、呼吸器が悪くなっていた義母は、通常でも血中酸素濃度は92%ほど。でも、義母の場合は、この状態が維持できればよしとされていたのですが、さすがに68%はありえない。
信じられないけれど...義母はもう亡くなっている…。
すぐに訪問医に連絡。
医師が到着するまで、私は無意味かと思いながらも、必死に義母に声をかけながら、義母の胸を押す。
そんな状況下でも、頭の中では「心臓マッサージの時に歌う曲ってなんだっけ?どんぐりころころか?いや、うさぎとかめだ!!」
と思い出し、うさぎとかめを歌いながら、義母の胸を押す私。
今思えば…シュールな光景ですが、結局その後、義母の意識が戻ることはありませんでした。