なんとなく勢いでクッキーを焼きまして、
つまみ食いしていたらお電話リンリン
「すみません、担任の先生からさっきお電話いただきまして・・・。」
にゃんこさんの同級生のお母様からでした。
彼は塾も一緒です。
でね、
ずいぶん前から身体障害者ってにゃんこを呼ぶ子です。
わたし?
はい、
私本当に障害者ではありますが、彼はそれは知らないと思う。
そうでなくってね、
SS
塾のスペシャルすげーがんばる奴ら組のことですけれどもね。
S S
Shintai Syougaisya
ってわけ。
にゃんこさんはSSクラスじゃないんですけどね。
お前もなるんだろうって。
そういうわけで。
でもねにゃんこさんは
母が障害者であることを受け入れたいけどちょっと割り切れないお年頃なわけで。
彼がお友達をも巻き込んで
「障害者がうつるぞー!!!」
っていうから男子の半分以上がそういうようになりました。
学校に行くのがいやになっても仕方ないよね。
でもがんばってはいたのですよ。
がんばってた。
だって、2年生の頃みたいに殴られるわけじゃないからって。
代表委員にもなってナマイキダッ!!
そんなのもあったのかな?
体育のときににゃんこの触ったボールを触りたくないとまでいうようになったので、
「学校なんかなければいいのに
」
そういうので
行かなきゃいいじゃありませんか。私は仕事に行きます。
「だってバスケのときにまたいじめられる。」
やらなきゃいいじゃないですか。
「いいの?」
いいんじゃないですか?
なんてぇ会話がありまして。
そして体育をおさぼりしたんです。
「先生、じつは・・・。」
後になってにゃんこからおさぼりの理由を告白された先生は仰天。
我慢してる子だって辛いって忘れていたようです。
慌てて指導してくださいましたが先生の見ていないところでとどまることなどありません。
しょうがないから夫が彼のおうちの方とお話しようかと言い出しました。
これは・・・怖い・・・。
先日授業参観だったので先生に夫がこんなこと言ってますけど~って話してみました。
「ごめんなさい。もう一度だけ。お母さんと話させてください。」
そうおっしゃったのでお願いしましたところ、今日のお電話ということに。
お母さまは寝耳に水だと。
いっぱい謝ってくださいました。
うんうん、
子供がしていることって親には見えないから仕方ない。
仕方ないけど・・・
徒党を組んで一人の子供をやっつけるのはな。
まして女の子に。
男子母の血が色濃いわたくしはそういう男子はバカじゃないかと思ってしまいますけれど、必死に謝るお母さんは人事ではありません。
彼と話してくださるというので、彼はやめてくれるかもしれません。
そう祈りたい。
けれどもね、
いじめって一人で歩いていくんです。
リーダーがやめたってSSがうつるのはやまないかもしれません。
あぁ・・・
本当のSSだったらいっくらうつってもいいのにな。
むしろうつらないかな?
でもね、
障害者っていうのは・・・難しい問題だからやめといてもらいたい。
あ、
障がい者って書かないといけないんでしたっけ?
ばかばかしい。
今回、
そんなことに傷つく娘にもふがいなさを感じています。
もっと強くなれ。
もっと苦しい時期を越えたはずではなかったか?
四の五の言うバカは気にするに足らない。
だから受験するんじゃなかったのか?
学校の担任も、
もっと現実を見ないといけない。
彼は何故、
塾では言わなくなったのか?
毅然とした指導ってどういうものなのか?
「来年度はクラスを離しますから。」
先生がそう約束してくれました。
にゃんこ本人の前で・・・orz
あのね、
それだめだから。
本人の前でそんなこといったらダメだからね。
だから私達は
つよいつよい
信念を持った先生の多そうな学校を目指すのです。(ガンダ~ラ)