娘が復活しました。

まだ薬とご縁が切れませんけれど、今日はプールに行ってきたのですよ。(ドキドキ)

前々からお友達と約束していて、互いのスケジュールがパンパンなので、変更が利かないプールでした。

本当はね、

怖いんですまだ。

でも、

コレを逃したら家族旅行もない我が家のこと、娘に楽しい思い出がつくってやれないような気がして。

で、

現在お昼寝中です。(どきどき)


学習計画も順次復旧を目指している様子。

やることがないのでちゃんとすすめています。

そんな中・・・


感想文がね、今年もあるわけです。

そりゃぁありますよね、夏休みだもん。

で、

娘は書きました。

《西の魔女が死んだ》でね。


そしたらね、

夫が検閲をかけるわけです。(国語担当)


前回前々回はよかった。

宮沢賢治あたりでびしっと細かく自由研究したものと合わせて感想文も書きました。

夫も宮沢は読み込んでいますからチェックしても問題なくすみました。

ところが、

今年は西の魔女。

夫はエンジェルエンジェルエンジェルは読んだようですが、西の魔女は読まないようです。

いや、

たぶんエンジェル読んで、理解不能であると判断したのではないか?

話を聞きましたが、テンでピンとはずれでしたから。

ですが、

彼は社会的に見ても国語力があると評価され続けてきた人です。

娘がなんと言おうと感想文担当をたよりないわたくしなんぞに任せはしない。


そして夫はどうあっても西の魔女を読まないで娘の書いた感想文を批評する。


何度間に入って説明しても彼は理解できないのです。


だって読まないから。


もっとも、

読んだとしても私は彼の読解力を実は信じてはいません。


なにせ、

伊藤比呂美のとげ抜き新巣鴨地蔵縁起を、

「伊藤はおまえによく似ている。面白い。」

と、

笑いながら読む男です。

あんなに恐ろしい本を。

そうです。

私は似ている。

だからこそ、

私が心の奥底で夫を引き裂きたい欲求を押し殺していることになぜ気づかない?

なぜケタケタと笑い飛ばせる?


そうです、

夫には読解力はありません。

人の心も見えないし。


だからこそ、

思い込みで娘を責めるのです。

かわいそうに。


「なんか今年の感想文、私が書いたところがなくなっちゃった。」


あぁ・・なんて・・なんておろかな父でしょう。


まぁ、

これも勉強ですよ。


そういうほかない私。


簡単に読める本なのだからちょっと読んでやたらあんなにも、

責めさいなまずに娘の心を引き出してやれるものを。



それを夫に言えない私も

残念な母に他ならないのです。