おばあちゃんと孫の心の交流というよりも、
生き方
を
先に生き始めた女の子から、後からゆく女の子へ伝えていくストーリーだと。
魔女修行すなわち
自分として生きる方法を模索する修行と位置づけて。
魔女が静かに横たわるシーンに涙が出ました。
わたしは・・・
その瞬間が来たときに隣に座る娘にこんなにも・・・泣いてもらえるのだろかと。
そして
魔女から魔女へのメッセージ。
それを書き残すときの大きな魔女は、どれほどワクワクした気持ちでいただろうかと。
小さな魔女が見つけるだろうかと、イタズラ心いっぱいで楽しかったのではないだろうかと。
ちいさな魔女の残したカップと語らい、
どれほど楽しい時間をすごしただろうかと。
つまりは、
わたしは主人公の少女のママではなく、
おばあちゃんに
すでになってしまった心持なのでした。
大きな魔女は知っている。
夫が妻を、どれだけ愛していたか。
娘が母を、どれだけ尊敬していたか。
そして
ちいさな魔女が、
どれだけおばあちゃんを大好きだったか。
西の魔女が死んだ