飼主は仕事が忙しくミーちゃんは マンションで独りで過ごしています。ある日、7才のミーちゃんが痩せてきていることに気づいた‥

 

なんとなく嫌な予感がしたのか、めったなことで来ることのない動物病院に来院。そして私は診断を下し飼主に宣告した。「みーちゃんは猫の白血病です‥ 余命2年ぐらいでしょう」

それから2年間、毎月の検診と注射に通院が始まる。その度におやつや猫じゃらしを買って飼主は残りわずかな人生をミーちゃんと一緒にいて遊ぶようにした。

 

2年後に虹の橋を渡った。白血病の診断から生活は一変し、ミーちゃんは飼主と過ごす時間も増え夢のような楽しい毎日だった。考え方によっては、白血病になったから幸せになれたと私は思う。

もし自分や家族の余命を宣告されたら・・・ 余命宣告によって接し方が変わる、みんな天使みたいなやさしい人間になるんだよ