ぼくは夜空の星だ

変わりゆく街並みを見続けているんだ

もうこれが何度目かすらも忘れてしまうくらいに

時々嫌になるんだ

明日はどうかなって ただ見てるだけなのが

明日に身を寄せ切れないまま夜は明けてくよ

許されたいな 光れない僕を 誰か

何かに帰依すらしようとしない 怠惰だらけの僕だ

苦しまない様にマシな方を選んだ

それでも苦しいけど

何をするにも億劫になってしまった

暗い夜空の星々は皆光っていて綺麗だね

皆ぼくに目もくれやせず時折肩がぶつかるばかりの毎日だ

息を目一杯吸い込んで 僕はここにいるよって 誰かに ただ誰かに

叫ぶ様にこの風に抗いたい

変わりゆく街の姿を今日は見届けられずに

掴む手なんてないまま夜に落ちていった。