
ご覧の通り
不気味だ
湖にいる釣り人のにみつかってしまうと面倒なので回り込む

夕日が壁にあたって雰囲気がある
入口を探すと

ほとんど板で打たれてしまって
とてもじゃないけど
入れそうにない
入れる空間は行き止まりのボイラー室のようなところだ
壁を上るようにして2階にもいってみたが侵入不可能だった
諦めかけていた時
ふとボイラー室が目に入る
さっきまで行き止まりで先はないと思っていたその先にわずかに暗闇が広がっていた
急いで下に降りボイラー室にはいる
やはり
その先には「進む道」があったのだ

目の前には8帖ほどの畳の部屋
が2部屋つながっていた

襖や障子、畳はボロボロである
すっかり荒れ果てているようだ
家主たちの生活スペースだろうか
廊下にでて漆黒の闇が広がる左手のへやをフラッシュで撮った

不自然なほどきれいな状態の男女便所である
この時少し寒気がした
奥にも書斎なのか部屋がもう一つ
ここで
「1978」というカレンダー
を発見
この直後には 昭和63年の新聞が…
この旅館はいつから時がとまってしまったのだろうか
ここで1階の調査は一旦終了
階段を上って2階にいくわけだが
そのとき
ガッシャーン!!!!!
二人「えっ?」
「ちょっ、なに!?」
「 嘘でしょ!?


」「………」
「……」
どこからか
ドアを強く閉めるような音が…
次回
「終わらない宴、あの音の正体」
お楽しみに!!
adieu