「(続)バドワイザー」
このバドワイザーのテレビコマーシャルは、
受ける人には受ける、
際物っぽいタイプだと思いますが、
私は、この手のユーモアというかギャグは大好きで、
ひっくり返って大笑いしてしまいました。
しかし、
こんなCMが日本でオンエアされるだろうか?
サントリーがこの手のCM作るだろうか?
なんて考えると、
絶対にあり得ない話だと思います。
広告代理店のクリエーターが、大真面目に
絵コンテ片手に、こんなストーリーをプレゼンして、
クライアントは、それにGOサインを出して
全国に放送する。
「ムービー」のレベルは映画並み。
壮大なお金と労力をかけて、こんなギャグを創ってします。
想像しただけで、うれしくなってしまいます。
しかし、これにGOサイン出すクライアントもすごい!
もちろんクレームも出てくるでしょうが、
そんなもん、出てくるのが当たり前!
なんて、思いっきりのよさがあります。
笑いの感覚の違いと言った見方もあると思いますが、
大人がいたずらっぽく、
「これは、受けるぜ!」
と、プロの仕事で、日本のCMを遥かに凌ぐ
レベルのストーリーと演出、カメラワークで、絵を創る。
こんなユーモアを許容して、楽しむ社会を
うらやましく思います。