「自家製ワイン」
時々、突然、子どもの頃の記憶が蘇って来て、
そのディティールがあまりにもリアルなのに驚くことがあります。
最近、はっとしたのは、
父方の祖父が、私が幼少のころ、
ワインを作っていたという事実です。
もちろん、自家用ですが、
所謂、一般家庭の自家製葡萄酒とは、
かなりかけ離れた本格的なものでした。
藤で囲われた、巨大なガラスの瓶に
潰したぶどうを入れて、
冷暗所で保存していました。
アルコール度数も結構あったらしく、
のんべえの父はよく酔っぱらっていました。
同じ様なガラス瓶に入れた
自家用ワインをイタリアの農家で見た事があります。
そのときは、どこかで見た光景だと
思い出せませんでした。
実は、以前にも書いたように、
父方のご先祖は、島原や天草に点在したキリシタンです。
祖父を含め、多くは、弾圧のせいか、
浄土真宗に改宗してしまいましたが、
隠れて信仰を続けた者も多いといいます。
カトリックでは、ミサのときにワインが必要です。
赤ワインは、「キリストの血」と言われているからです。
隠れた、キリシタンたちが、ミサのために
密かにワインを作ったとしても
不思議ではありません。
それが、いつの間にか、家庭の食習慣になったのでは?
と推測しています。
できれば、あの当時に戻って、
ワインをゆっくりと、味わいたい気分です。
そのディティールがあまりにもリアルなのに驚くことがあります。
最近、はっとしたのは、
父方の祖父が、私が幼少のころ、
ワインを作っていたという事実です。
もちろん、自家用ですが、
所謂、一般家庭の自家製葡萄酒とは、
かなりかけ離れた本格的なものでした。
藤で囲われた、巨大なガラスの瓶に
潰したぶどうを入れて、
冷暗所で保存していました。
アルコール度数も結構あったらしく、
のんべえの父はよく酔っぱらっていました。
同じ様なガラス瓶に入れた
自家用ワインをイタリアの農家で見た事があります。
そのときは、どこかで見た光景だと
思い出せませんでした。
実は、以前にも書いたように、
父方のご先祖は、島原や天草に点在したキリシタンです。
祖父を含め、多くは、弾圧のせいか、
浄土真宗に改宗してしまいましたが、
隠れて信仰を続けた者も多いといいます。
カトリックでは、ミサのときにワインが必要です。
赤ワインは、「キリストの血」と言われているからです。
隠れた、キリシタンたちが、ミサのために
密かにワインを作ったとしても
不思議ではありません。
それが、いつの間にか、家庭の食習慣になったのでは?
と推測しています。
できれば、あの当時に戻って、
ワインをゆっくりと、味わいたい気分です。