「ラティーノとサルサ」 | 泳ぐ写真家龍之介

「ラティーノとサルサ」

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ニューヨークは、

ロックの街でもジャズの街でもありません。

「サルサ」の街です。

彼らのパワーと生命力はすごいです。

体ひとつで不法移民してきて、

子供をつくり、子供はアメリカ国籍を取得、

そして、自分も自動的にアメリカ国民になり、

仲間を増やしていきます。

その彼らのパワーの源泉がサルサです。


ヴィレッジゲートというライブハウスでは、

月曜日はサルサデーだったので、

よく通いました。

ラティーノのこわいおっさんが大勢いて、最初はびびりましたが、

そのうち仲間だと認めてくれて、よくしてくれました。

なつかしい思い出です。


話は変わりますが、

アメリカでは、ラティーノの方が白人より、長生きだそうです。

ラティーノのお気楽なメンタリティとバイタリティ、

人生を楽しむことが何よりだという哲学が

長生きを可能にしているのでしょう。

そういえば、

白人の老人は、よぼよぼな人が多かったのですが、

ラティーノの老人は、みな元気でした。


カラテ道場で知り合ったラティーノの友人の招きで、

ブルックリンにある彼らのコミュニティに行ったことがあります。

朝から、深夜まで巨大なラジカセで、サルサを流しっぱなし。

サルサを食べて生きているではなかろうか?

と思いました。


私は、楽しく、陽気に、人生を楽しんだ方が、人間、勝ちだと、

このときに学びました。