「チェーン店」 | 泳ぐ写真家龍之介

「チェーン店」

「米スターバックスの店舗閉鎖、一部コーヒー愛好家は歓迎の声」

というアメリカからのレポートです。


私は、昔から、いろんなジャンルの食べ物やが、店舗拡大、チェーン店化すると、

確実に、味が落ちてだめになっていくのを、目にしてきました。

フードコンサルタントの友人がいて、時々、彼と会って、いろんな店の情報を

耳にしていましたが、彼も同意見でした。


私は、基本的に、個性的な小規模店が乱立している状態が、

消費者にとっては、一番エキサイティングで良いと思っています。


スターバックスも数が増えすぎたと思います。

私は喫煙しないので、最初はありがたかったのですが、

なんせ、コーヒーがまずいのには閉口しました。

ラテ類も甘すぎて、気分が悪くなるし、

いくら、すてきなスペースを提供してくれても、

あの味では、日本で存続していくのはむつかしいだろう。

と思っています。

とにかく、味にも香りにもデリカシーがないと思います。


面白いのは、和食党にスタバを嫌う人が多いですね。

洋食文化の中で、脂っこい、アバウトな味付けで育った人には、

嫌う人は少ないように思います。

まあ、その辺が、スタバが世界を席巻した理由かもしれません。


その点、ドトールコーヒーは、すばらしいと思います。

最近まで、分煙してないところが多かったので、敬遠していたのですが、

最近、分煙が進み、利用することが多くなりました。

ドトールはやはりコーヒーが美味しいです。

それにパンもグッド。

テレビでドトールの舞台裏をレポートしていましたが、

社長の味に関するこだわりは大したものです。

ますますドトールが好きになりました。

店舗の数は多いドトールですが、

それによる、質の低下が見られない

めずらしい例だと思います。