「タイタニック」
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筑紫哲也さんと、翻訳家の戸田奈津子さんの対談を撮影した後に、
みなで食事になりました。
そこで、戸田さんが字幕を担当した映画タイタニックの話題になりました。
私は、黙って、話の輪には入らずに、
聞いていたのですが、
そのうちに、編集者が、
「龍之介さん。タイタニック観た感想は?」
と聞くので、
「悲劇を題材にした、あんなあざといメロドラマなんて~(`ε´)」
と正直に答えました。
編集者は、目が点になり、あせったようですが、
戸田さんは、それを聞いて
「でしょう?私もそう思う(^~^)、今まで言えなかったの」
と大喜び。
翻訳家に限らず意外と、代表作を嫌っているアーティストは
多いのです。
そういえば、
ビリー・ジョエルがドキュメンタリーで
彼の代表作だと思われている
「Just the way you are」
が、大嫌いだと言っていました。
コンサートで、その曲がアンコールされるたびに
神経がまいってきて、
とうとうアル中になったとか。
ダイアナ・ロスも、同じようなこと言っていました。
泣き出したくなるような、情けない曲を歌わされて、
それが、ミリオンセラーになって、
彼女はスターになったとか。
それは、あとあと、彼女のトラウマになったようです。
好きな事と仕事。
なかなかうまくいきませんね。