「タバコ値上げ」 | 泳ぐ写真家龍之介

「タバコ値上げ」

が話題になっています。

一箱千円になるとか。

とても良いことだと思います。

自民党もたまには良い提案をすると思います。


私の叔父と父は肺ガンで他界しました。

喫煙による肺ガンが原因です。


私は、闘病生活を一部始終見てきて、

おまけに、叔父の遺言で献体された肺を

医者から見せられました。


それは、どんなホラー映画も顔負けの醜悪な物体でした。

タバコを吸う人の末路はこうなる!

ホルマリン漬けの、かつて肺だった物体は、無言でそう訴えていました。

叔父は末期は苦しんで暴れるので、ベッドに縛り付けてありました。

父は、肺ガンにしては苦しみのない最期だったそうですが、

末期に、吐血した血を

母が、泣きながら拭っていた光景が頭から離れません。


医者の間では、肺ガンのことを別名

「七年殺し」と言っているのをご存知でしょうか?

七年間苦しんで死ぬ病気だということです。

息が徐々にできなくなるので、

最も苦しい末期を迎えるのが肺ガンです。


長生きしても仕方がないさ。なんて言っていた人が、

「死にたくない!」

と肺ガンの恐怖に怯えるのを目にしてきました


そんな怖い目にあうくらいなら

喫煙を止めるのなんて簡単でしょう?


タバコのダンディズムなんて言っていますが、

あれは、戦後のハリウッドで、

フィリップモーリスが、世界戦略で

ハリウッドの大スターに、大金払ってタバコを吸わせただけの

つまらないプロパガンダです。



もし、この日記をご覧になっている方で

喫煙されている方がいらっしゃったら、

すぐ、やめてください。


いずれ肺ガンになります。


死の影に怯えて過ごすよりは、

少しつらいかもしれませんが、タバコとはおさらばして

すっきりしたほうが、ずっと楽ですよ。