「メテオラの小雀」 | 泳ぐ写真家龍之介

「メテオラの小雀」



仕事仲間がギリシアのメテオラ


http://upload.wikimedia.org/wikipedia/ja/2/25/MeteoHgTria.jpg


に取材にいったときに、おみやげで、

写真の置物を買ってきてくれました。

石を一刀彫したもので、石でできているとは思えないほどリアルで、

素晴らしい出来です。


これを彫ったのは、メテオラにある修道院(リンクの写真参照)の修道士。

メテオラの修道院は、断崖絶壁の上にあります。


修道士は一生をこの修道院で過ごすそうです。


祈りの生活のなかで、

ある日、

修道士が、巣から落ちてきて迷子になった小雀を拾い上げ、

それを手のひらの上に乗せて、

手のひらの触覚、視覚を総動員して、

彫ったのでしょう。


私もときどき、この小雀を手のひらの上に乗っけてみます。

そして、

そのたびに、感動してしまいます。



※撮影データ: キヤノン1DMark3+24~85mmUSズームレンズ+接写リング

ISO800で撮影

Rawデータ→Tiff→PhotoshopCSで処理→jpg最適化