「子供が泣く?」 | 泳ぐ写真家龍之介

「子供が泣く?」



「平成22(2010)年に開催される平城遷都1300年祭のマスコットキャラクターに対し、地元のデザイナーらでつくる市民グループが反発し、近く、独自キャラクターの公募に乗り出すことが11日、分かった。JR奈良駅前(奈良市)の商店街振興組合なども、新キャラクターへの“相乗り”をさっそく決定。異論を呼ぶオリジナルのマスコットに対し、ついに市民が「ノー」を突き付けた格好で、今後もこうした“包囲網”は広がりそうだ。(産経新聞)」

だそうだ。

それにしても、

この、平城遷都1300年祭のキャラは不気味だ。

子供が泣く!

というのも頷ける。


聞くところによると、奈良市は、

東京の広告代理店に発注(コンペ)したらしいが、

できあがったのがこれだ。


「奈良のシンボルである鹿と、仏様、親しみやすさ、

これらをうまく表現してください」

と担当者が頼んだのか頼まなかったのか知らないが、


それらのファクターを無理やり、安直に一緒にした

という感じがしてならない。


コンペだったので

他にもっとできのよいものがあったかもしれない。

それらを市民に公開して

選んでもらうというのも手だったろう。


これを発注した奈良市の担当者の

非常識と傲慢さが伝わってくるような騒動だ。