「いのちのたべかた」 | 泳ぐ写真家龍之介

「いのちのたべかた」

23歳のころ、ふとしたことで知り合ったヨガの先生の薦めで

ヨガを始めました。

まだ、ヨガがほとんど知られていなかったころです。

それから、中断した時期を含めると、約30年ヨガを続け、

生活の一部になっています。


オーム真理教の時代には、肩身の狭い思いをしましたが、

最近、またヨガが復興してきたのは喜ばしいことです。


ヨガを実践していくと、体が本来持っている感覚を取り戻してきます。

食欲や食性についても同様です。

ヨガでは、食べ物について「あれを食べろ、これを食べるな」とは一切教えません。


体が本能的に食べるものを選択してくれるようになるからです。


例えば、ヨガを続けていると、喫煙、肉食をしていたひとたちは、

その習慣を自然にやめるようになります。

なぜなら、人間の体は、生物学的に肉食や喫煙をするようにはできていないからです。


私も、おつきあいで月1~2回ほど肉食をする以外は、ほとんど菜食でしたが

とうとう、完全に肉食を止めてしまいました。

肉を食べた翌日の不快さと体のだるさがたまらなくなったからです。

ただ、魚とチーズは時々食べています。

だからヴィーガンではないですね。


11月に「いのちのたべかた」という映画が封切られました。食の流通の裏側をレポートしています。牛や豚の大量と殺シーンが登場します。本来人間が食べる必要のない生命が、機械的、無機的に殺されていく様子を是非見て欲しいと思います。