「デジカメデータとシャープネス」
デジカメのデータは、
通常そのままの状態では、
印刷データとしては軟調だといわれています。
特に、ニコンのデジカメは
キヤノンに比べ、かなりもやっとした感じに仕上がります。
今年になってはじめて、
デジカメで新聞原稿(ポートレート)を撮影したのですが、
カメラはキヤノン5D。
ライティングは、
傘を壁と天井にバウンスさせてかなり回る光で撮りました。
オリジナルデータはちょっとフラットに上がりました。
新聞原稿はどのくらいのシャープネスが必要なのか、
非常に不安だったのですが、
シャープネスをかけずに印刷されたであろう写真を見て、
それから大雑把に逆算して
70%くらいのアンシャープマスク(photoshop)をかけてみました。
5Dで撮ったデータは、そのままでも、
シャープネス、コントラストともに問題ないとは思ったのですが、
結果は、大体想像していたとおりのコントラストになりました。
5Dは、肌の最明部のディティールも抜群です。
やはりCMOSのサイズの大小はラティチュードに大きく関係するようです。