「RAWデータの現像」
仕事でのデジカメ撮影の場合、
通常はウェブ使用の場合はjpg、
印刷使用の媒体の場合はRAWデータで撮影となります。
しかし、
ウェブ用と依頼しておきながら、
「後で印刷にも流用したい」という恐ろしいことが時々起きるので、
私の場合はとにかくすべてRAWデータでの撮影となります。
RAWデータの現像は5Dに付いてきた専用ソフトで行っていますが、
RAWデータ→RGB Tiffのレンダリング(現像)となります。
写真の扱いが大きいものは、
サイズはそのまま(解像度350dpiでサイズが長辺300mm程度)、
写真の扱いが小さいものは長辺を200~250mm程度にまで、
現像の段階で調整します。
現像後にフォトショップ等でサイズ変更すると、
クオリティが落ちるようです。
現像はカットが少ない場合はMac G5だけで、バッチ処理をしていますが、
カット数が2~300を超える場合は、自作のPC 2台に分業させています。
この場合、
Macとウィンドウズは、Mac OSXのファイル共有機能でネットワーク構成して、
Macのデスクトップからは、一台で処理しているように見えています。
分業はPCでレンダリングが済んだデータを随時、
Macでトーン調整、レタッチ。ということになります。
PCの性能はCPU:Pen4(3.2GHz)、メモリ2GBという控えめのものですが、
現像ソフトは元来ウィンドウズ用に開発されているせいか、
結構なスピードで処理されています。
しかし、
発熱大王の異名をとるPen4の廃熱はすごい!
あまりの発熱に、
マシンの後ろからハネウェル社の2連装ファンで冷却しています。
デジカメの能力の向上はすばらしものがありますが、
それとともに、
データの処理に必要な周辺機器の性能もアップしていくことになり、
結構大変なのです。