「ひたすら走る快感」 | 泳ぐ写真家龍之介

「ひたすら走る快感」

昨日は、曇ったり晴れたりの気まぐれな天気。
気温も適当に下がってくれて、
ランニングに最適な一日でした。

久々のランニングだったので、
7分/kmのスローペースで、
連続1時間半ほど走りました。

走り始めて30分ほど経つと、
じわじわと汗が出てきて、
体が軽くなると同時に、
頭の中は、走りに集中してきて
真っ白になります。

私は、なぜ走るのか?
その理由は、
頭の中が真っ白になる。
これにつきます。

どんな悩みを抱えていても、
この時だけは、
精神は平穏そのものです。

お遍路さんも、チベット巡礼も、

サンチャゴ・デ・コンポステラ巡礼も、

数百~1500kmの距離を
皆、ひたすら歩きます。

ひたすら厳しい自然の中を歩いているときは、
肉体は悲鳴をあげるかもしれませんが、
精神は、至って平穏です。

フルマラソンに参加している人が増えているとか。
完走する達成感や、自己新への挑戦とか
みなそれぞれに、様々な動機があるでしょう。

しかし、

ある距離を越えたときに得られる「走酔」、
その時にしか得られない精神の平穏に
はまった人が増えてきたのではないのでしょうか?