「昨日のパンパシフィック大会で」 | 泳ぐ写真家龍之介

「昨日のパンパシフィック大会で」

one_click05 暑さに負けず、ワンクリック!


一番印象に残ったのは、

マイケル・フェルプス選手のクロールのキャッチ。

とてもしなやかで、

ほとんど泡が立っていないのに唖然!

カメラが、超望遠で真正面のアップを撮らえていたので、

はっきりと確認できました。

あれだけ泡が立たないと、

かなり効率的に水を捕らえているのが想像できます。

バタフライも同様で、

これまた信じられないくらいソフトなキャッチでした。

長くて大きな手足を持つ選手がなせる業でしょうが、

とても参考になる泳ぎでした。

最近は、100m、200mの自由形のスタイルは、

長距離型のフォームに近づいていると言われますが、

その傾向を裏付けるような泳ぎでした。

マット・ビオンディ選手らのパワー泳法全盛時代からは、

すいぶんと時代が変わったなというのが正直な感想です。

次に印象に残ったのは柴田選手。

一見すぐにばてそうな、あのピッチで、

終盤驚異的な追い上げを見せるパワーは、すごい!

リレーでのラスト50mの追い上げには大興奮して、

アテネのラスト50mを思い出してしまいました。

ソープやハケットが出場していないので、

あまり興味が持てなかった本大会ですが、

いざ観戦してみると、

結構楽しめて、いろいろと勉強になりました。