「昨日のパンパシフィック大会で」
一番印象に残ったのは、
マイケル・フェルプス選手のクロールのキャッチ。
とてもしなやかで、
ほとんど泡が立っていないのに唖然!
カメラが、超望遠で真正面のアップを撮らえていたので、
はっきりと確認できました。
あれだけ泡が立たないと、
かなり効率的に水を捕らえているのが想像できます。
バタフライも同様で、
これまた信じられないくらいソフトなキャッチでした。
長くて大きな手足を持つ選手がなせる業でしょうが、
とても参考になる泳ぎでした。
最近は、100m、200mの自由形のスタイルは、
長距離型のフォームに近づいていると言われますが、
その傾向を裏付けるような泳ぎでした。
マット・ビオンディ選手らのパワー泳法全盛時代からは、
すいぶんと時代が変わったなというのが正直な感想です。
次に印象に残ったのは柴田選手。
一見すぐにばてそうな、あのピッチで、
終盤驚異的な追い上げを見せるパワーは、すごい!
リレーでのラスト50mの追い上げには大興奮して、
アテネのラスト50mを思い出してしまいました。
ソープやハケットが出場していないので、
あまり興味が持てなかった本大会ですが、
いざ観戦してみると、
結構楽しめて、いろいろと勉強になりました。