「日体大の藤森コーチの練習方法(2軸クロール)」 | 泳ぐ写真家龍之介

「日体大の藤森コーチの練習方法(2軸クロール)」

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をウェブで見たのですが、

「ジッパー」という練習方法があります。

私もこのジッパーを自分なりに

少しアレンジして練習しています。

私の場合は、

○プルのときに手を腰に触れるまでかいて、抜く

○ここからリカバリーですが、抜いた手は、

ハイエルボーで、手を完全に水から出さないで、

手の先で水に触れながら、耳の横をかすめるようにして、

肩の延長線上でキャッチに入り、再びプル。

手の先は少し水に浸かっている程度で水面に対しほぼ直角に保つ)

という練習方法です。

これは手を抜いてからキャッチまでの移動距離が最短にキープできて

キャッチのときに泡がたちにくいという利点もあります。

泡が立たないと水のキャッチのロスがなくなるので、

その意味でも効果的だと思います。

注意点は手が弧を描かないように直線を描く。

息継ぎ以外は体をロールさせない。こと。

このジッパーは実に合理的で、

体の構造にかなった練習方法だと思います。

実は、

この練習方法は藤森先生の提唱する、

2軸泳法をマスターするためのものですが、

私が、30年以上前に水球の選手だったころ、

水球部の監督から叩き込まれた泳法です。

監督は、「これが一番合理的な泳ぎなんだ」

と主張されていて、

水球の泳法としてはポピュラーなものでした。

最近では、ハケット、ソープ、ファンデンホーヘンバンドが、

ほぼ、この2軸泳法です。

スロースイムから、

世界レベルのスプリントまで使える合理的で万能な泳法だと思います。