「朝、起きたらブラジルが負けていた!」
なんか、狐につままれたような出来事でした。
「ブラジルは昔からフランスと相性が悪いので、もしかしたら、負けるかもね!」
と寝る前にかみさんに言ったことが現実になって、
言った本人がびっくりしてしまいました。
ブラジルは直前合宿地のスイスで、夜遊びばかりやっていたとか。
パレイラ監督の、優勝して当然と言わんばかりの発言とか、
結構慢心が見え隠れしていたのは事実です。
どんなに天才プレーヤーを揃えていても
歯車が狂うと、勝利の女神から見放される。
というサッカーの怖さを
ブラジルが証明してくれたのは
印象的でした。
ポルトガル対イングランド戦は、
イングランドの新聞が、
「10人の勇者と1人の愚か者」
と評したのが、すべてを物語っていました。
しかし、あのルーニーという選手は、
イングランドにとっては時限爆弾と同じで、
いつ爆発するのか楽しみにしていましたが、
準々決勝という大舞台で爆発したのがイングランドにとっては運のつきでした。
しかし、あれだけ感情をコントロールできない選手も珍しいと思います。
エリクソン監督も、彼を選んだことを後悔していることでしょう。
ルーニー以外のイングランド選手に同情してしまいます。
ということで、残ったチームはドイツ以外は
すべてラテン国家。
ゲルマン包囲網ができあがったわけですが、
ゲルマンは根性があるから油断できません。
いよいよワールドカップも佳境に入り
寝不足が続きます。