「日体大の宮嶋選手が亡くなった」
というニュースを今年3月に聞いたときは、ショックでした。
彼は1500mのホープだったので注目していたのですが、
中国の昆明で高地トレーニングの最中に亡くなりました。
原因ははっきと公表されていません。
私の周りの日体大関係者の話によると
潜水の最中に意識不明になったとか。
潜水のトレーニングというと正式なトレーニングではないでしょうし、
仲間と遊びで潜水していたのでしょうか?
そのあたりは詳しくは分かりません。
しかし、タフな若い選手が急死するというのは
50をすぎてトレーニングを再開した私には、
明日は我が身という感じがしないでもありません。
実は、
私は小学時代、水泳の激しい練習が祟って、
スポーツ心臓になりました。
心臓の大きさは成人男性標準の倍あります。
肺をおしのけて広がっているため
いつもレントゲン検査で異常だと言われています。
医者からは、通常の心臓とは違うので
常に注意を払うように、
スポーツは適度に続けていたほうが良いだろうと
アドバイスされています。
自分の感覚としては、
時限爆弾をかかえているような気がしないでもなく、
ちょっと不気味で嫌な感じです。
私は、50まで生き残りましたが、
宮嶋選手は20歳で亡くなりました。
こういう事故がおこると、
人間の命のこと、運のこと、
いろいろと考えてしまいます。