三味線のお稽古をつけていただいている。
昔私の実家のおじいさんの家は
戦後、料理茶屋を営んでおり、
じさまの好い人は三味線のお師匠さんをしていた
じいさんの家けん料理茶屋は芸妓さんを
上げてよく宴会が開かれていた。
近所は料理茶屋が何軒も軒を連ねて
古い街並みは時代を物語っていたものだ。
よく三味線をいじって怒られたあの頃の
三味線の音が今も耳に残っていていつか
習う事が出来たらとずっと思っていた。
いつも思うが年月はかかるが願いは叶う
もので、私の初舞台の時にご一緒だった
大川真理さんが教えてくださることになった。
何十年もお稽古をなさってらっしゃるにも
関わらずプロフィールにまだ書けないと(凄)
初めて日舞で踊ったのも松の緑だった事も
あって練習曲は松の緑でお願いした。
和楽器は本当に音の色艶があるように思う
自分と向き合って自分の性格が浮き彫りに
なって行く、芸の道は形は変わっても
同じ方向を指しているんだなー
博多座公演が終わるまでに一曲弾けたら
うれしいな
