2/27Dr.三苫@愛大 講義まとめ | 単品の進級促進運動

2/27Dr.三苫@愛大 講義まとめ

三苫先生の出張国試対策講義のまとめです。

【国試構成】

●3ブロック:①一般(200問)②臨床(200問)③必修(100問)
●一般と臨床は相対評価で、62~69%が合格ライン
●必修は一般問題50問と臨床問題50問からなり、一般は1問1点、臨床は1問3点で、計200点。
●必修は得点率80%かつ禁忌問題不正解が2問以下で合格ライン


【国試の傾向】

●臨床推論の問題(臨床現場に即した問題や、病態生理を読み取る問題)が多い
●一般では、総論や解剖生理、考えさせる問題が多い
●診察処置の写真問題が増加
●必修は国試1日目・2日目が難しく、3日目はカンタンにしてある(平均92%を目標に問題が作られている。)
●診断を聞く問題はほとんど出ない。
●当てはまる選択肢の中から最も当てはまるものを選ばせる問題(○から◎を選ぶ・one best問題)が良問とされている。


【対策のポイント】

●問題の臨床的背景・テーマを理解する
●産婦人科・小児科・公衆衛生・その他マイナー科目は意外にウェイトが大きく、この中の1科目でも捨てると、国試合格はできない
●現役生(留年・浪人でない人)は6年次に実習や病院見学・マッチングなどで時間が無く、マイナー科目がおろそかになりやすい。
●マイナー科目は問題に出るところがある程度限られている


【計画のめやす】

●6年次の6月までに、国試過去問での勉強を一通り終わらせておく
●夏までに一通りの勉強が終わらないと、国試本番までに勉強が間に合わなかったり、実力がつかないため、国試に不合格になるリスクが高まる(予後が悪い)。
●夏までに勉強が終わらない人になるリスク:①男子②6年生で西医体に行く人③W杯がある年の6年生
●もし秋以降に勉強を始める場合、1科目3日間のペースで勉強することになる。