一周忌法要 | マットのブログ

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12月15日(土)

一年前のこの日に、私の母は息を引き取りました。

姉のランチコンサートへ、父と母の友人と向かう途中、

階段で転落して、入院して、

意識がはっきりしないまま、入院10日目に亡くなりました。


今だに、母がこの世に居ないのが信じられない、

実感がないのが本音です。


今でも時々、母の事を思い出すと、涙があふれてきます。



この日も、名古屋で向かう車の中で、

1年前の自分のブログを読み返していたら、

涙が出てきました。


当時は、なぜか自分でも落ち着いて、

その時の状況、思いを詳細に綴ることが出来ました。

だから、今読み返すと、

なぜあんなに落ち着いていられたのか、自分でも不思議なんです。



でも、人生の中で、数えるほどしかない、大切な人との別れの瞬間を、

自分の気持ちを、

残しておきたかった。。。


だから、今でも読み返すと、鮮明にあの時の事が思い出されます。



特に、母が亡くなった後に、病院に着いた時の状況は、

忘れられませんね。。。




あんな悲しい日から、丸一年。

母の一周忌が行われました。


12時からお寺で法要だったので、11時過ぎに実家に着くと、

兄と姉が着ていて、仏壇の花の手入れなどをしていました。


とりあえず、家に居てもやる事がなさそうだったので、

お供えなどを預かり、お寺に先に行きました。


兄夫婦が先に着いていて、控え室でお茶の準備などをしてました。


そこに、お寺の方がいらっしゃったんですが、

その方は、私の同級生とよく似てたので、ひょっとしたら。。。?と

声をかけたら、、、

やっぱり、小、中学生の時の同級生のお母様でした。


中学の頃、彼女がお寺の子だって知ってて、

1、2度境内まで遊びに行った事がありました。


で、母が亡くなって、ご先祖はこのお寺でやってもらっているって知って、

ご住職(40代ぐらいの男性)が家にいらっしゃった時も、

彼女の兄弟かな??とずっと気になってたんです。



お母様に伺ったところ、ご住職は彼女のお兄さんだそうで、

他に弟さんがいらっしゃるとの事。

結婚されて、お子さんが3人いるそうです。


彼女は現在、千葉に住んでいるそうですが、



まだ結婚して間もない頃、名古屋からわざわざ、

今住んでるとこの近くの評判の良い耳鼻科に来た事があり、

薬をもらおうと寄った、すぐ隣の薬局の受付で、

彼女にそっくりな人を見たんです。


まさか、こんなとこに彼女がいるわけない。。。と思ってたんですが、

この事を聞いてみたところ、

「あぁ~!!そうです。そちらにね、5年ぐらい転勤で住んでた事あるんですよぉ!!」



やっぱりそうだったんだ。世間って狭いなあ~と改めて思いました。

お母様とお話して、一度に、気になってた事がすっきりしました。



そんな事を話しているうちに、東京、岡崎から叔父さんたちが到着して、

お茶やら、お菓子を出して、しばし談笑。



12時になっても、何も言って来ないので、

とりあえず、本堂に移動。

が、、、一向に住職さんが現れない。。。


12時20分ごろ、車でご帰宅。。。

そうか、、、どこかのお葬式が入ってたのね。



そんなこんなで、12時半ごろから法要が始まりまして、

30分ぐらいで無事終了。


豊田の叔父さんと、おばさん達は全員欠席でした。

東京のSおばさんは、とっても元気で明るくて大好きなんですが、

ここ何年か、ご病気で、

来るのは無理だったようです。




場所を替えて、お食事は姉の家の近くのお店。

ここは、去年の6月13日に、

母と姉と3人でランチした最後の場所でした。



表の方は、何席がテーブルがあり、

奥に和室が。

その和室を全部貸し切り状態で用意されてました。



子供用のお食事♪
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ハンバーグをメインに、茶碗蒸し、グラタン、お刺身など



こちらは大人の前菜♪
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クリスマスツリーを型どった大根が可愛い♪


東京から見えた、たけおじちゃんのお皿に乗ってた

ナンテンの実が、他のお皿のよりも、とっても豪華で、

おじさんはすごい嬉しそうで、記念に持ち帰ってました。



一見、小さなサツマイモに見えるのは、

サツマイモをふかして、お芋の形に作り替えたものに、

紫の粉末(紫芋でしょうか?)を付けたもののようでした。

手が凝ってますねぇ~



父と、おじさんたちも盛り上がっておりました。
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例の、岡崎の声のでかい、口の悪い、なおおじさんも全開!!

前に、甥っ子と姪っ子が座ってたので、標的になっておりました。。。

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京都の大学時代から、路上ライブをやっている甥っ子は、

現在は東京の大学院生。春からは社会人です。

路上ライブは相変わらず続けているようですが、

その事をなおおじさんは

「路上ライブなんてね、馬鹿な連中がやるもんよ!!」

あらららら。。。



こちらのお刺身に乗ってた大きな菊の花は食用でした。

こんな大きな食用菊を見るのは初めてで、

食べてみたら、意外にあっさりとして食べやすいんですね。
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まるで、小さなお池のようなお皿に乗ったお魚も美味しかったです♪
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天ぷらは、珍しいのは紫芋と、、、なんだったかな?

鮭の白子だったかな?

珍しいものを食べさせてもらいました。
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こちらのお肉は、ほおば味噌で頂きました。
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もう一つ、蒸し物がありましたが、写真撮り忘れました。


ご飯は、麦とろご飯でした。
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こちらも、めったに食べる機会がございませんので、

大切に頂きました。


なおおじさんは、米は無農薬の玄米しか食べない!!!

これは無農薬なの??と大声で言ったところ、

お店の方が「こちらの白米は無農薬です。私の父が作りました!!」と

ちょっとムッとしておっしゃってました。。。


でも、おじさんは、ちゃんと残さず食べてましたよ。


最後のデザートは、抹茶アイスと寒天、

シフォンケーキと、いちごと柿でした。
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どのお料理も、細かい気配りで、とっても美味しかったです。



お店の方が、退屈してた子供達におもちゃを貸してくださいました。

混ぜまぜだった2色の球を、2つに綺麗に分けるというものでしたが、

約1時間かけて、りゅうが完成!!
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達成感に満ちあふれておりました。
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なおおじさんは、小瓶のビールを4本開け、口の悪さも終始全開でしたが、

そんな中、3時過ぎにお開き。

その後、母のお墓へ向かう予定だったのですが、

遅くなるからと、東京のくにおじちゃんと、たけおじちゃんは帰り、

姉の義父母も帰りました。


残ったメンバーでお墓を目指したのはいいけど、、、

もう季節は12月中旬。。。

5時には真っ暗になってしまいます。

「今から??マジで?? うちの母さんがおったら何言っとるかわからんよ!!」と

旦那が。。。

「ま、俺は、お母さんのお墓、まだ一度も行ってないからいいけどね。」

子供達には、こんな暗くなってからお墓に行ったのは、

おばあちゃん達には内緒だよ!!! と口止めしておきました。


確かに、、、こんな夕方からお墓に行く人も珍しいですね。。。



でもとりあえず、お墓をめざして、

どんどん辺りが暗くなる中、夕方、しかも土曜日の渋滞も重なり、、、

かろうじて、お墓の文字が読めるうちにお墓に到着できました。



みんなでお参りして、ここで解散。


次に会うときまで、

みんな元気でいてくださいね。


こんなバタバタの一周忌を

きっと、母は、

天国から笑ってみていたことでしょう。