先週の「のぼうの城」に続きまして、、、
今日は『悪の教典』を観てまいりました。
えぇ~。。。これから観ようと思ってる方は
スルーしてくださった方がよろしいかと。。。
先日、ローマ国際映画祭で大絶賛され、
4分半のスタンディングオベーションだったとか。
これから想像した私の勝手な解釈は、
すごい残酷な殺しのシーンのオンパレードの後に、
え??そうだったの?? と意外な結末が待ってるのかと。。。
でも違った。。。
大絶賛されたのは、伊藤英明が見事に演じ切った
サイコキラーぶり。(多分。。。)
確かに伊藤英明の演技は凄かった。ほんとに怖かった。
あの、あの! 仙崎大介が?? よくここまで
全く違う人間を演じられるわね!! と感心してしまった。
爽やかな笑顔で、大人気の、何も疑う余地もないような教師が
平気でバンバンと一人ずつ、生徒を殺してゆく。
的確に、1発、1発、タマを打ち込んでゆく。。。
(タマを込め直しながら。。。)
途中、クラス名簿で、すでに殺した生徒に赤線を引いていくシーンがあるが、
これがまた怖い。
まだあいつが残っている。。。と考えながら殺していくのか。
ただひたすら、確実に、1人ずつ殺されていくので、、、
正直、見終わった後、何とも言えない気分になりました。
冷静に考えてみたら、
あれだけの時間(10分やそこらじゃない)、おそらく30分ぐらいは
続いてたと思うけど、
その間ずっと殺し続けている状況が可能なのか?
学校近隣の家にも充分銃声が聞こえていそうなものなのに。
一人であれだけの人を、しかも学校で殺すなんて、
現実にあり得ない。
そう思ったらちょっと気が楽になったけど、
私、バトルロワイヤルとか観たことないからよくわかんないけど、
こんなに残虐で絶望感になる映画、初めてだわ。
しかも、To Be Continued... ですって。
たぶん、すごいブルーな気持ちになったのは、
殺人犯が、あの伊藤英明だからだと思った。
これが洋画だったり、あまり知らない俳優さんだったら、
そんなにショックは無かったかもね。
最新の海猿の映画の時期に、
普段観ない『ピカルの定理』に出てた時も、
かなり危ない演技をしていてドキっとしましたが、
この人、本当はこっちの顔が本当だったりして、と
思っちゃいました。
伊藤英明、、、新たな新境地
お見事ですなぁ~
それにしても、、、怖かったぁ~
来週は「任侠ヘルパー」だよぉ!!