父の本音 | マットのブログ

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今日は、実家へ行ってきました。

父が私を畑に連れていくのを楽しみに待ってました。



母のお供えに何かないかなぁ~と思ってたら

朝の新聞の広告の中に

シャトレーゼの桜団子というのが美味しそうだったので

お店オープンの9時に合わせて行って2本購入。

その他に、イチゴの生ドラとマスカロポーネのなんとかというのを買いました。


電車に乗って、10時半ごろに実家に到着♪


とは言っても、すぐに畑に出掛けてわけではなく、

姉が午後からしか家に居ないというので、

お昼ご飯を食べてから出掛けました。




お昼どうしようかな~と思ってたら、

「これまた唐揚げ作ってもらおうと思って買ってきた♪」

とおもむろに父が嬉しそうに差し出したのが、、、

前回私が買っていってあげた「鶏の手羽元」


そうかぁ~やっぱこれ好きなんだなぁ。。。



前回は、お醤油とショウガで下味を付けて

片栗粉をつけて揚げましたが、

そうそう!! 片栗粉がちょこっとしか無かったの忘れてた!!


だから、棚の中から水で溶く唐揚粉を探してそれで作りました。


「作り方を覚えなかんなぁ~」と父は傍らで見てましたが、

切れ目を入れて、粉を水で溶いて、お肉をつけて

ちょこっと置いて、油で揚げるっていう

簡単な工程も

「けっこうめんどくさいなぁ~」と。。。


とにかく、油で揚げるっていうのが一番のネックなんですね。

父が何かをフライパンで炒めるとか揚げるってのは

やってるの見た事ないし、

揚げるのは危ないからまぁ~無理しなくてもいいけど、

炒めるぐらいはやれるようになるといいんだけどなぁ~



手羽元と一緒に、

冷凍庫で眠っていたウインナーも

同じ唐揚粉を付けて揚げてしまいました。


母の畑で採ったばかりの

ミニ赤ダイコンと、プチヴェールと

ニンジンを細切りにして

サラダも作り

父が炊いたご飯と一緒に頂きました♪


余ったおかずは父の晩ご飯に。



それから畑へ出掛けました。

今日の父の運転はヒヤっとする場面は無かったです。(ふぅ~)




去年の秋ごろから、いつも畑にばかり連れてかれてたので、

正直飽きていて、

「畑行くか?」と聞かれても

「う~ん、いいわ」と言っておりましたが、


母が亡くなってから初めて、

久しぶりに父の畑へ行ったわけです。

父の車は、助手席は荷物置き場になっているので

いつも後部座席に母も乗っていました。

ふと、、、隣を見ても、

いつも一緒に乗っていた母は、、、居ないんだなぁ~。。。




畑へ着いて、

大根とカブを少々収穫しました。

この冬は寒いせいか、小松菜などの成長が遅く、

いつも買わないはずの小松菜を父が

スーパーで買っていたそうです。

が、ようやく食べ頃の大きさに成長してきていました。


もうぼこぼこで食べれない状態になった大根やカブが植わっている畝を

掘り起こしてくれ! と父に頼まれ、

久々にでかいスコップで掘り起こしましたが、

いやぁ~腰に来そうだわ! 

明日から筋肉痛だわ~



しばらく作業をしていたら、

畑の隣の住民のおばさんが「こんにちは」


私、この方としゃべるの、多分初めてなんですけど、

父はもう何十年もの付き合いなんでしょうね。

「この度は、お母様残念でしたね」と声をかけられました。


いつも父が野菜をあげている仲のようです。


「さみしいでしょ?」とおばさん。

「さみしいね。。。そうね、しゃべる相手がおらんからね。ハハハ」


父が直接“さみしい”という言葉を口にしているのを初めて耳にしました。



結局、4列の畝を耕して、めっちゃ疲れた。。。


帰りに姉の家に寄って、20分ぐらい話して帰りました。




ほんの数日前、バイトの帰りに、

車いすを押している男の人を見ました。

たぶん、自分の母親なんでしょうね。。。


体が不自由になって、たとえ車椅子の生活になっても、

母には生きていて欲しかったなぁ~って。。。

母は、多分そういう身体になってしまったら、

みんなに迷惑がかかるからって

絶対嫌がる性格だと思うけど、

それでもね、やっぱり生きて、

会話して、一緒に出掛けて、

ご飯食べて、いろんな物見て、

一緒に笑っていたかったです。