だいぶ前になります。
TPOMUSEUMへ行って来ました。
TOPcollection「見ることの重奏」
入る前からテンション上がる佇まい
ガラス 透明 静けさ
好みのチラシの世界観に導かれて・・・
やはり印象というのは大事。とても満足な展覧会でした。
特に記憶に残った作品たち。
チェン・ウェイ
実在する場所ではなく、コンセプトに合わせてスタジオに作られた架空の光景。
急速な発展と変化の最中の中国の都市や人々の感情を、その架空の空間で見つめるチェンの作品は不思議な雰囲気を放っていました。
寺田真由美
今回長い時間足止めをくらった2人のうちの1人
光の表現、静謐さ。好みのツボに刺さりました。
この人も模型に理想とする光と影を入れ撮影してるらしい。
ハマスホイの絵に感じた静けさと重なって。。。 ホント好きな世界。
もう1人はウジェーヌ・アジェ
古いパリの姿を捉えた記録者。
「芸術家のための資料」という看板を掲げても興味をもたれなかった生前。
芸術家を生涯名乗る事は無かった人。 でも様々な第三者の眼が芸術と位置付けた人。
美しいという言葉しか出て来ない作品群でした。
何度も何度も往復したけど、まだ足りないくらいずっと見ていたかった作品たち。
作る、語る、受けるなど、立ち位置によって写真を見る行為が多様になるという「見ることの重奏」
今回のテーマそのままのアーティストとその作品だなと思いました。
趣味はアート鑑賞って言い辛い時があります。
例えば、写真はアートではないと言われた事がありました。
定規を使った、写真を見ながら描いた、これもアートでは無いと言われた事もあります。
(まぁ、私がアホだからってのが大前提での事でかもしれませんが)
でも、やっぱり写真もアートって思えた展覧会「見る事の重奏」はTPOMUSEUM(東京都写真美術館)にて10/6まで開催中です。
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今日はもう1つの”奏”を楽しんで来ました。
日本の歌とモーツァルトのレクイエム
1年近く(?)レッスンを重ねた合唱団の演奏は、内声部がしっかりとしていて主旋律の受け渡しがスムーズで綺麗だなって思う所が♬
指揮者のお人柄が感じられる音楽つくり。とても優しい音でした。