今年のクリスマスは 結婚祝いに両親からもらった食器を久しぶりに出したので合わせて紺色のクロスにしました。
お花は食器に使われている色に合わせてゴールド×ピンクで。
ピカールで購入のチキンはお野菜と一緒に焼き クロワッサン サンジャックのオーブン焼きも焼きました。
グリーンサラダとサーモンのカクテルサラダ 4種の野菜のポタージュ ロマネスコとベーコンのモツァレラチーズ焼きは最初から作りました![]()
ピカールの冷食 なかなか美味しいです。焼きたてのクロワッサンは最高
リピート決定かな![]()
今日はカクテルで乾杯。ちょっとだけお酒も飲んじゃいました。
ケーキは小さい物を1個だけ購入。半分こにしましたが 残っちゃいました。
もうそんなお年頃になってしまったみたいです(笑)
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先日 「アマールと夜の訪問者」というオペラを観ました。
アメリカのジャン・カルロ・メノッティ(1911-2007)作曲の1幕オペラです。台本もメノッティ自身が手掛けています。1951年にTV放送された TV向けに特化されたオペラとしてアメリカで最初に作られたオペラです。クリスマスオペラの定番となった作品なんだとか。
紀元前1世紀のベツレヘム近郊。肢体不自由の少年アマールは母親と暮らしていました。
ある夜 アマールの家の扉をノックする音がします。 「誰だか見ておいで。」と母親に言われ松葉杖をつきながら扉を開けるアマール。彼の目に入って来たのは3人の王様でした。聞けば王様たちは「すばらしい子供に贈り物を届けるために旅を続けている。少し休ませて欲しい。」と言うではありませんか。アマールと母親は3人を招き入れますが 貧しさゆえにもてなしをする事も出来ません。村人たちに助けてもらい何とか食べ物を用意し 歌を歌ってもてなします。
夜も更けた頃 3人の王様はウトウトとまどろみ始めました。その時 どこかの子供と自分の子供の境遇の差を嘆き アマールを物乞いにはしたくないという思いから 母親は王様たちの宝物に手を付けてしまいます。すぐに王様たちの従者に見とがめられ激しく非難されされますが そこに飛び出して来て母親の盾となり庇ったアマール。それを見た王様たちは 母親に宝物をそのまま持っている様にと伝えます。私たちの聖なるみどりごにこれは要らないだろうと。その言葉に恥じ入った母親は そのみどりごへ贈り物をしたいが自分には何も無いと嘆きます。するとアマールが自分の大切な松葉杖を贈り物にしようと 杖を差し出し奇跡が起こります。
杖が無くても歩ける様になったアマールが 救い主に会うために3人の王様と共に旅に出る所で物語は終わります。
3人の王様…。
バルトロメ・エステバン・ムリーリョ 東方三博士の礼拝 (1655 - 1660) トレド美術館蔵
この方々の事ですよね。
我が家にもいらしています![]()
オペラを観ながら 何も持っていないけれど行倒れの老人を助けたい一心で火の中に飛び込み 自分の身体を捧げた月の兎の物語を思い出しました。
いちばん大切な物を差し出すという事はなかなか出来ませんが 年に1度くらい色々と考える時間を持つのも良いかもしれません。
クリスマスにぴったりのオペラ。時間も短く 子供でも解りやすい内容と思います。
大人の私も マスクを1枚ダメにするくらい感動しちゃいました。
Gloria -Angels We Have Heard on High-
ベツレヘムに来たりて見よ
天使が歌にて誕生を知らせしキリストを
来たりて、跪いて拝め
主キリスト、新たな王の誕生を
Gloria, in excelsis Deo!(Wikipediaより)
みなさまが 笑顔で過ごせます様に。
Merry Christmas![]()





