膀胱炎?を疑い、町医者に行ったところ、「あ、これは前立腺だから」と、クスリを処方され、低周波治療器でビリビリしたんだけど、ぜんぜん良くならんのよ。

で、同僚に相談したところ、「あそこはダメ!ヤブたから。オレも誤診でひどい目にあった」とのこと。
その日のうちに同僚が紹介してくれた若い開業医のどこに行ったの。予約制なんだけど、急遽診てくれるって。

で、今度はキチンと触診やらエコーをかけてくれたんだよ。したらね、エコーが背中にさしかかったとき!
「あれ?なんかあるな」と。

左の腎臓になにかあるらしい。
つぎはCTになりました。個人病院なのにCT完備!

やっぱりなんかある。でも、これ以上は造影剤を入れないとならんとかで、市内の総合病院での予約検査になりました。
1週間後、検査。検査結果を教えてもらうのは2週間後です。が!
3日後の朝、病院から電話があり、先生が伝えたいことがあるといいました。良い報告な訳がない!

翌朝、向かいました。
「腫瘍です。1割が良性、でも9割が悪性です」と。

でも、この大きさならロボット腹腔鏡手術で簡単に取ることが可能とのこと。本来なら先生が執刀のところ、病院には所属していないため、手術室を借りることが出来ないらしい。

「でも、元の同僚でロボット腹腔鏡手術のベテランが隣の網走にいるから、いまから頼んで見る」となり、その後はトントン拍子に手術日が決まりました。

6月16日入院、19日手術。
こどもを知り合いに預け、手術に臨みました。

手術室には歩いて入室。その前に小学校のころからの友人が立ち会い人として来てくれたので、挨拶。

手術室では、ベッドに寝かされたあと、口にマスクをあてがわれ「3回くらい深呼吸を」と言われたあと、目の前がボヤけてブラックアウト。気づいたらすべてが終わってました。5時間が数秒でした。

いま、まだ病室です。
あちこちが痛いものの、回復に向けて食って動いて寝ています。

セカンドオピニオン。大事。
命拾いしました。

前立腺は元気です。