土曜日の話しです。運転代行の話しです。


一杯飲み屋の「みち草」に客を迎えに行きました。

入口を開けました。

店内に流れるマイナーな演歌。
その漁師系の演歌をバックに老夫婦がウットリとチークを踊ってくれてます。
快感にトロけた白内障の瞳でジイサンに抱かれていたばあちゃんと目が合いました。

ストライク、バッターアウトっ!
見なかったことにして、一度外に戻りました。


呼吸を整え、脈を確認して再び店内へ。


目をつぶったまま客を呼びました。


出てきたのは違う老夫婦。

B級の常連です。

元気で性欲のかたまりと化したバアサンと魂の抜けきったジイサンのカップルです。

この夫婦当たったドライバーは必ず車内でバアサンに口説かれます。

トゥルットゥーが乗り込みました。

約15分のドライブ。

夫婦宅に到着しました。


超ゴキゲンのトゥルットゥーとバアサン。

ジイサンはただのぬいぐるみになり果ててます。


「じゃあ、ちょっと待っててねー。ウフッ」甘い声のバアサン

胃酸がこみ上げてきました。


ジイサンはクルマの中で昏睡状態。


バアサン、家から戻りました。
で、トゥルットゥーに何かを手渡しました。

見つめ合う二人。

ジジイ昏睡状態。


トゥルットゥーが戻ってきました。

「なんかあったの?」オレ

「アンタは好みって言われて耳たぶ触られちゃったよ」トゥルットゥー

「で?」オレ

「家に着いたらいいモノあげるって」トゥルットゥー


右手に握ってるモノを見せてくれました。

高級ドリンク剤。
っていうか精力剤。イカリソウ含有。


「ジイサンには内緒ねっ!って」赤ら顔のトゥルットゥー


「で、ジイサンこのまま車内に放置して部屋に行こうかって」トゥルットゥー


これ以上聞くと胃酸が大変なことになるのでラジオのボリュームを2段ほど強めにしました。

「あのバアサン、意外とど真ん中なんだよねー」トゥルットゥー

超・熟れ専です。
柿で言うなら皮が破れる寸前のトロットロの状態がベストらしい。



愛が生まれた日。

この瞬間、すでに抜け殻になったジイサンの過酷な労働は見事、トゥルットゥーに引き継がれました。


一気にドリンクを飲み干したトゥルットゥー。

すでに酩酊状態。