全ての人に弱さがあります
どんなに強く見せている人にも
どんなに強く見える人にも
弱さがあります
決して見下すために弱さがあると言っているのではなく
弱さが素敵なものだと言っています
弱さは大切だと言っています
強さの裏には必ず弱さがあります
強さの鎧
強さと言う鎧の下には
万人が必ず弱さを含んでいます
なぜならその強さは弱さを隠すためにあるから
もし、奥底に弱さがないのならば
強さは必要ありません
強さと言う鎧の中には何かがあります
中が空っぽだったら
何もなくて守るものがないのならば
鎧なんて必要がないから
何か守りたいもの
守り隠したいもの
どうしても他人に見せたくないもの
そんなものがあるから強さがあるのです
そこに隠れているものは弱さです
弱さは決して悪いものじゃありません
弱さは柔らかさです
弱さは優しさです
弱さのそばには柔らかで素敵な人がいます
とっても素敵な人
それは成長するにつれ忘れていったあの子
知識をつけ力をつけて忘れていったあの子
誰よりも弱いあの子
赤子という名のあの子
この世に赤ちゃんだったことがない人なんて
存在しません
全ての人が一度は赤ちゃんだった
当たり前だよね
そう
みんな一度は無力だった
だから無力だったことがない人はいません
でもみんなそんな自分が駄目だと思い
役立たずと思い
忘れました
成長しながら忘れました
親のために忘れました
社会のために忘れました
自分のために忘れました
弱いままじゃいけないから
弱いままじゃ生きていけないから
遠い幼い頃に忘れ去りました
遠い幼い頃に置いてきました
それはその子の持っていた笑顔と共に
優しさと共に
至福と共に
忘れ去りました
全てがワクワクで仕方なかったその時の気持ちと共に忘れました
この世界を毎日新しく眺める純粋な目を失いました
そしていつしかあなたの周りに鎧が出来上がり
盾や剣が出来上がり
あなたになりました
わたしになりました
あなたを忘れあなたになりました
わたしを忘れわたしになりました
弱さを見捨てないでください
弱さは鍵です
本当のあなたに近づく鍵です
ありのままでいる重要な鍵です
純粋で可愛らしくて屈託のない笑顔のあなたがあなたの触れたくない弱さと共にいます
生まれた頃のまま変わることのないあなたが
壁の向こうにいます
あなたの決して触れられたくない弱さと共にいます
そして
弱さを受け入れ滲み出る光
「わたしが生まれたままのわたしで良い
わたしはわたしのままでいい
そんなわたしが大好きで仕方ない
誰が何を言おうとどう思おうと
愛おしいわたし」
そんな優しい光
本当の強さ
愛の強さ
そんな光と愛があなた自身を包み込んだ時
涙が頬をつたいます
ずっと待っていたとばかりに弱い赤ちゃんの頃のあなたが泣くでしょう
愛に溢れるあなたが
愛であるあなたと共に涙に顔を濡らします
光があなたに集まっていき
そしてあなたから光が放射されます
その光が、
あなたから放射される光が、あらゆる盾と剣を溶かして、弱さと混ざり合いまた光になります
だから弱さを抱きしめてあげてください
そんなあなたを包み込んであげてください
誰にも愛されないと嘆いているあなたに
そっと優しく触れてあげてください
ゆっくりでいいから
焦らないでね
焦らずそのままでいいからね
そのままのあなたでいいから
