災厄をつげると言うでいごの花が咲き沖縄県にアメリカ軍がやってきた
でいごの花が咲き 風を呼び嵐が来た
花は咲きみだれアメリカ軍の攻撃は続いた
でいごが咲き乱れ風を呼び 嵐が来た
寄せては引く波の様に沖縄県への攻撃は繰り返される
くり返す悲しみは 島渡る波のよう
サトウキビ畑であなたと出会い
ウージぬ森で あなたと出会い
サトウキビ畑の下の洞窟で永遠の別れをした
ウージぬ下で 千代にさよなら
島の歌よ風に乗り
島唄よ 風にのり
亡くなった人の魂と共に海を渡れ
鳥と共に 海を渡れ
島の歌よ風に乗り本土に伝えておくれ沖縄の悲哀を
島唄よ 風にのり 届けておくれ わたしぬ涙
沖縄県はほとんどが破壊され日本兵と沖縄県の人たちの抵抗は少なくなっていった
でいごの花も散りさざ波がゆれるだけ
幸せな日々の生活は、はかなく消え去った
ささやかな幸せは うたかたぬ波の花
サトウキビ畑で歌いあったあの人は
ウージぬ森で うたった友よ
沖縄県の洞窟で永遠の別れとなった
ウージぬ下で 八千代ぬ別れ
島の歌よ風に乗って魂と共に海を越えて
島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ
沖縄民謡よ風に乗ってニライカナイ(天国)へ届けておくれ天国のあの人に私の愛を
島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の愛を
海よ宇宙よ神よいのちよ、このまま永遠に平和を
海よ 宇宙よ 神よ いのちよ このまま永遠に夕凪を