昔、大阪である深夜番組が放送されていました。
笑福亭一門の鶴何とか師匠の番組だったと聞きます。
その番組で、怪奇現象の特集のような回があったそうです。
そこに一枚の心霊写真が送られてきました。
女の子が三人写っている写真で、それぞれ、腕、足、首が写っていない写真でした。
そして、そのうちの二人は事故でなくなり、それぞれ写真に写っていなかった脚と腕を無くして死んだと説明されました。
写真を送ったのは最後の生き残り、首のなかった女の子でしたが、彼女は写真の呪いをとても恐れていたそうです。
そこで番組側が、呪いなど存在しないことを番組中で証明しようとして、彼女に番組に出演して貰おうと考えました。
しかし、深夜の生放送番組のことだったので、彼女の母親も同伴してテレビ局にやってきました。
ところが・・・・・・。
目的地に到着した直後、彼女は突っ込んできた車にはねられ、写真の通り首を切断されて死んでしまいました。
同行していた母親は錯乱して、娘の首を持ったまま、収録スタジオに飛び込んでしまいました。
そのため、数秒間とは言え、テレビ電波に乗って生首の映像が大阪府域に放送されてしまったのだそうです。
業界関係者の間では、今でもこの話がタブーになっているのだとか。
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