琉球ハーブで人生を楽しむナチュラルライフのひとみんこと、上原一美です。

生きた化石と言われ、1億年以上前から存在している【ソテツ】です。

◎ソテツ科

◎九州南部~沖縄、中国南部~インドネシア原産

◎名前の由来

枯れかかった根元に、鉄を差し込んでいると、蘇ったことから、「蘇鉄」と名つけられた。

◎特徴

○毎年、花を咲かせるのでなく、10年~15年に一回しか咲かない。

○ソテツの実は澱粉を含むため、南西諸島では、救荒植物として利用されてきた。飢饉のとき、戦時中も食料としてきたが、毒性が強いので、十分に毒成分を取り除く必要がある。                                  「ソテツ地獄」という言葉があるが、戦時中、その毒抜きの知識を知らずに、食べた方が犠牲になったということである。

実は、今でも、奄美地方や粟国島では、このソテツの実をつかった「ソテツ味噌」を作っている。

奄美諸島では、ソテツの澱粉をつかったうどん、餅や煎餅などをつくり、島起こしをしている地域もあるようです。

私は、小さい頃に、このソテツの葉で、虫かごを作って遊びました。虫かごが必要だったわけでなく、編むのが好きで。。。しかし、葉の先はとげのように痛いのです。それでも好きで夢中になっている私でした。