ある日、犬に咬まれ、警察と救急車が出動!
買い物帰り、何となく繫がれた犬の横を通った瞬間に足をガブっと!!
ジーンズをまくり上げ幹部を見てみると血が~~!
大した傷ではない。
そのまま帰るか、それともしっかり飼い主に責任を取ってもらうか迷った時間約1分。
あとになって狂犬病や感染症に感染したとき面倒だ。
飼い主は買い物に店内に行っているためどうしようもない。
とりあえずムカついたので110番通報(怒)!
110番「もしもし、どうなさいましたか?」
自分「犬に咬まれたので被害届けを出したいんですけど!」
110番「そちらに警官を行かせます」
運悪く、そういう時に限って携帯電話を持ってない(泣)
待つこと10分から15分、警察はまだ来ない。
寒い! 遅い! 痛い!!
犬の近くで待ってないと飼い主が買い物から戻り犬を連れて行ってしまう!!
しかし、携帯電話が無い! 仕方なく近くのお店で電話を借り、もう一度110番(怒)
110番「もうすぐ到着すると思います」
1回目通報から気づけば20分以上は掛かったはず!!!!!
夕方のため暗くなった街中に赤色灯の光が!
2人の警察官がやって来た。
警官「通報者の方ですか?」
自分「この犬に咬まれました。」
取り合えず警官が尋問!
傷口を見せろと言われたのでジーンズをまくり上げ警官に見せた。
証拠のため写真を2枚くらい撮られた。
そんな事をしている間、犬に近づいた警官も咬まれそうに!!
これで、この犬が僕に噛み付いたと言う有力な証拠が出来た。
今日は、病院が休診日なので救急車で病院に行きましょう!
パトカーで行ってタライ回しにされるより良いだろうとの判断。
救急車は通報より5分で到着。
救急車に乗り込む!
今までエキストラの仕事で本物の救急車に乗っただけで怪我で乗るのは初だった。
救急車をタクシー代わりに呼ぶことに問題になっている最近なので申し訳ないような気が。
でも、警官が行なった事だし自分には関係ない!
救急車の中はサイレンが鳴っているにも関わらず静かだ!
後ろからパトカーが付いてくる。
内心「大変な事になったぞ!」
救急車の中で消毒や状況確認。
運ばれる途中、ストレッチャーには寝かされず付き添い人が座るシートに座り血圧と酸素濃度を測定。
救急病院で治療を行い無事終了かと思いきや!今度はパトカーで警察署へ!!!
医者の話しでは、今の日本には狂犬病はないらしい。
去年、狂犬病で亡くなった二人はフィリピンで感染とのこと。
サイレンも赤色灯も点けず普通に走っている。
パトカーも勿論初!!
警察署に着くと取り調べ室に入れられた。
隣の取調べ室には飼い主が入れられている。
ドアに携帯電話を入れるホルダーがある。
室内はぼろぼろで窓に掛かったブラインドはグチャグチャで壁には不気味なシミが!
狭い室内には、中央に机1つと椅子が2つ。隣の取調べ室が覗ける小さい窓はがあるだけ。
ドラマで観ると目撃者が犯人を確認するときに覗くような窓。
よく刑事ドラマで観る取調べ室とは少し違った!自分のドラマでの記憶とは何かが違う、電気スタンドと調書を書く警官が座る机(ドアの横でパソコンで作業してる人)。あとカツ丼!
僕はドラマのように奥(窓側)の椅子に座らされた。
ドア側に座った警官に取調べを受ける。
まるで加害者になった気分だ!(泣)
今回のことを事件にはしないと告げると、後は金銭問題で飼い主と交渉。治療費全額と休業補償で納得した。
最後に上申書なるものを書かされ終了。
思えば事件から4時間が過ぎていた!