2006年も終わろうとしている12月末、平塚市某所の倉庫内にいくつかのセットが組んである。
話によるとセットが大きすぎてスタジオ内に収まらなく急遽広い倉庫を借りてセットを組んだらしい。
倉庫の門の前に交通誘導員が1名、すぐ横にプレハブ2階建ての楽屋が約10戸組んである。ドアには○○様と書かれてある。
倉庫の大きな入口を入ると薄暗く倉庫全体と比べ小さなヒーターが何ヶ所かで焚かれている。
とりあえず私たちエキストラは楽屋??隅の部屋で待機。そこは椅子もヒーターもない寒い部屋である。
何時間待たされただろうか?ようやくエキストラ御一行も参加しドライ開始。薄暗い倉庫内にセットの中だけがやたらと明るい。そこだけを見ると倉庫ではなくスタジオと何も変わらない。
ドライが始まると、次々と出演者たちがやってくる。
木村拓也
北大路欣也
原田美枝子
山本耕史
相武紗季
長谷川京子
山田優
稲森いずみ
柳葉敏郎(敬称略)など10名近い出演者が顔を揃える。
ドライが終わりそのまま撮影が開始。エキストラは万俵家の玄関前でスタンバイ。近くにはヒータもなくその上埃っぽい。照明の明かりを見ると埃が見え余計に埃っぽく見えてしまう。
万俵家を入ると、広い玄関に大きな鏡、高かそうな玄関マットが敷かれている。玄関のすぐ前に応接室があり暖炉が灯る。その奥にはリビングとダイニングルームがあり、廊下を挟んでバーやテラスがある。家具はアンティークで高価なものばかりで数百万円するテーブルには傷を付けないようにとドキドキもの。パッと見は立派だがよく見ると壁と柱の間に隙間があったりスタッフが走ると揺れたりする。
お~!でも、良く出来てるな~(-o-)/細かいところまで。
セット周りには照明が焚かれ18時になっても21時になっても明るく時間を錯覚してしまう。つまり、昼間の設定なので万表家内部から窓を見ると陽の光(照明)が燦々と当たっている。
画像:一番上 万俵家間取り