4月1日 藍坊主PV エキストラ日記 1 | きまぐれにっ記

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 某私鉄の終着駅から左右に畑を眺め歩くこと約15分、途中には野菜の無人販売所もあるような県道を歩いていると高等学校の廃校がある。校門にも校舎にも校章や校名の書いた看板も取り外されている。校門をくぐり校舎の玄関の前にエキストラ受付の張り紙が張ってある。私は校舎の廊下にいる女性スタッフに藍坊主のPV撮影はこちらで良いのかと聞くともう一人男性スタッフが歩いて来た、どうやらエキストラ担当のスタッフらしい。私は、エキストラ控え室に通される、そこは元々職員室だったらしく表札が掛かっている。ドアを開け中に入ると簡単に注意事項を説明される。部屋内には既に子供のエキストラ二人とその母親が二人入っていた。13時集合の予定で私は12時くらいに現場に入ったものの既に来ている子供エキストラとその母親に対して早いな~などと思っていた。その理由が後に明かされる。

 エキストラの集合時間は13時でも出番が来るのが14時くらいと言われた私はとりあえず昼食でも摂ろうと外へ出る。近辺には軽く食事する所が見当たらないのでコンビニを探すことにした。やはり左右に畑を眺め県道の坂を15分から20分下った所にコンビニが2件ある、その一軒でパンとおにぎりとドリンクを購入。帰り道を歩きながらその購入した物を食べるが今度は登り坂だ。(^^;)

 ようやく坂を上り、学校に帰ってきた。再び玄関から校舎内に入るが、そこにはその近辺で撮影された映画などのポスターなどが張ってある。その向かいには撮影でこの学校を訪れた俳優や女優さんのサインが張ってある訳でなく並べて置いてあるのだ。誰かがサインを求めるのではなく、色紙とペンが置いてありその場に来た人が好意で書いている様だ。廊下には撮影時の写真やロケ地を紹介するマップ・終了作品の撮影スケジュール表に台本の表紙などが張ってある。それらを見えいるとこの近辺でどれだけロケが行われているのかと分かる。

再び控え室のドアを開け中に入るがさっきまでいたはずの子供エキストラとその母親が見当たらない。10分くらいしてからその子たちが戻って来た。どうやら我々より先に入って別のシーンに出ている様だ。だから来るのも早かったのだと私は理解した。

 更に10分くらい時間が経った頃、パラパラと他のエキストラたちも入って来る。同じように担当スタッフから注意事項を受ける。他のエキストラ達は友達同士で話をしている。私はケータイでメールをしたりEzwebをして時間をつぶしていた。

 そして、14時過ぎスタッフが呼びに来た。・・・・・・・・。   『続』