2020年5月、「年金制度の機能強化のための国民年金法等の一部を改正する法律」(年金制度改正法、以下、年金改正法と略)が成立しました。
2022年4月以降に施行されます。
今回の年金改正法により、2022年4月以降、75歳までの繰り下げが可能となり、受給開始時期の選択肢が「60歳から75歳」に広がります(※)。ニュースなどで「75歳」という言葉を見ると、「年金をもらえる時期が遅くなるの?」と思われるかもしれませんが、原則65歳からの受給開始、という点は変わりません。
(※)2022年4月1日以降に70歳に到達する人が対象
◆ 65歳時の平均余命まで生きた際に、年金総額が最大となる受給開始時期
男性(85歳0か月まで生きると仮定):
69歳1か月まで繰り下げ
女性(90歳0か月まで生きると仮定):
71歳7か月まで繰り下げ
年金増による税金増や社会保険料増を無視した表ですが、参考にはなります
年金月15万、23万、25万、27万、30万の場合の、69歳1か月との総支給額差
緑色は、総支給額差が、100万円台です
2年繰下げ(67歳0か月)~6年繰下げ(71歳0か月)が緑色
2年~6年繰下げは、最大となる 4年1か月繰下げと大差ない と感じました
・75歳0か月まで生存 → 60歳0か月まで繰り上げ
・80歳0か月まで生存 → 66歳7か月まで繰り下げ
総額は増えるそうです
元記事は、90歳と95歳の記入ミスらしきところもあります
確認する計算も面倒なので、参考程度なら充分とします
2021年5月25日のブログ
税金や社会保険料(国保+介護)の増額を無視してます
似たような分岐点になってます
2年繰下げなら、78歳11か月が分岐点
3年繰下げなら、79歳11か月
3年の繰下げが2年繰下げを上回る分岐点は、81歳11か月
もう眠いので寝ます
書いていても、さすがに、アホらしい
2021.10.14 追記:
わかりやすいサイトがありましたので、以下引用します
年金にかかる所得税・住民税の額は変化しない前提です。なお、住民税は大阪市の令和2年度の計算方法に基づいて算出。
医療保険料と介護保険料は変化しない前提です。いずれも大阪府の令和2年度の計算方法に基づいて算出しています。
2020.08.25
「れいこ先生のやさしい年金」(18)繰下げ受給は、お得でしょうか?
私の場合、2021年5月25日のブログは
「税・社会保険料抜きなら
11年11か月後が繰下げ受給の分岐点」でない
それは
企業年金と期間限定年金と確定給付企業年金は
繰下げ受給中も同額受給できる前提での計算だから。
実際に受給できるはず
繰下げると、税は影響少ないが、社会保険料増により、Max 3年ほど分岐点が遅くなる???
よって
2021年5月25日のブログ
税金や社会保険料(国保+介護)の増額を無視してます
の分岐点を元に、想像するのは
2年繰下げなら、78歳11か月が分岐点 は
81歳11か月あたりが税・社会保険料含めた分岐点
(繰下げ限度?)
3年繰下げなら、79歳11か月 は
82歳11か月あたりが税・社会保険料含めた分岐点
(わからない)
3年の繰下げが2年繰下げを上回る分岐点は、81歳11か月 は
84歳11か月あたりが税・社会保険料含めた分岐点
(もうどうでもよい)