2017年10月発行 曽野綾子著
三浦朱門氏は、2017年2月3日逝去
「後始末」 という文字に思い出すのは
ある高専出身の大変要領の良い男性
昭和18年生まれ 今年喜寿
囲碁で「待った」 をしたという人
(私は囲碁をまったく知らない)
会社時代、休憩室に貼り紙で
「後始末をしましょう」 と書かれているのを見て
字がちがってるという
本当は、どんな字ですかと聞くと
跡始末 だと言う
戦前生まれの人の言うことだから
そうかもしれないと思いつつ
そりゃあないだろうと
心ではいい加減なお調子者の高田純次さんみたいなこの先輩のことを思い出していた
4月末、電話で話した時、ガソリンスタンドのバイトしてるがもうやめると話していた
看護婦の副婦長だった奥さんも本人も1千万軽く超える収入だった現役時代でも、本人自堕落なので使い放題だったはずで、面白い人でした
この本の題名は、「夫の後始末」
世間的にも、「後始末」の文字が一般的ということである
本の内容は、週刊誌のエッセイでもずいぶん読んでるので、すんなり読めました
間質性肺炎のところで、私が数年前、死の直前、おじさんからメールで教えてと調べた病名
Googleで調べると厳しい内容だったので、そのまま伝えきれず、医者に聞いてと
その後、おじさんは亡くなってしまったが、田舎の医療の限界かと思ったが、どうもそうではないようである
そういう色々なことを思い出しながら、TVの英語ドラマが聞こえる隣で読みました
9冊も返却する本があるが、そのうちで、この1冊だけしか読んでません
この図書館は借りる人が少ないのか、2週間を何度も続けて延長してますが
さすがに一度、返却して、またメモしたリストを元に借りたいと思います
曽野綾子さんは、読みやすいが、軽い読み物ではないので
読みながら色々思い出してしまうのです
それでも、教えられることが多いので読みたくなります
9冊借りたうちの8冊が、曽野綾子さんでした
また、7冊はタイミングを見て借ります
誰も借りない点が、沖縄らしい
本当は、もっと楽しい本を読みたいが、今はこの系統に心が向く