沖縄タイムスプラス というネット記事
沖縄から貧困がなくならない本当の理由(4)変化 を読んだ
51才の准教授の記事
参考になるかなと読むが、ここはちょっと違うなと感じる
沖縄企業の売上が減り、参入障壁が崩れ、独占形態に風穴が開き、
沖縄市場はグローバル企業の草刈り場になる可能性がある。
実際、バブル期以降に参入障壁が崩れた沖縄以外の日本の地方都市は、
東京本社の企業にすっかり席巻されてしまっている。
沖縄は、本土復帰が終戦から27年間遅れたために、
この変化が遅れているだけなのかも知れない。
私は、こう思うし、現実もそうである
沖縄のあまりに小さな市場はその日本からの距離、輸送費もあり
草刈り場にならない
沖縄に日本企業が入れば沖縄資本の企業は残れない
ところが、沖縄の独特の習慣に合わせないと経営できない
定期配送もできないので、地元資本と提携して日本企業は参入する
そういった習慣や定期配送を必要としないネット販売など
沖縄に参入しやすく、保護されない多くの業種は、既に日本企業しか見当たらない
いくつかの保護された業種が、沖縄で残って有力企業になっているだけ
仮に保護されなかったら、沖縄の人の就職先はさらに少なくなり
今より多くの沖縄の人が、日本あるいは世界に移民のような形で
出稼ぎに行くだろう
それは、東京に集中した日本のように、地方都市が衰退した原因になる
東京本社の企業に席巻されているというが
わずかに、愛知県のように、製造業の力で残っている地方もある
これから先、沖縄資本が日本企業にますます押されて
沖縄資本が小さくなる変化が起きるとしたら
保護が縮小されることが引き金になる
もし、保護の縮小が妥当であれば、そうなるべきである
そして、保護の縮小が妥当かどうかが誰にもわからないのである
なぜなら、占領した国が、支配下の地域をどう料理しようと
それはその主権国家の勝手だからであり
それが、その国の本当の姿だからである
はたして、日本という国は、どういう国なのだろうか