ピカソの美術館 | 猿の残日録

猿の残日録

いろんなことがあるが、人生短いから前だけを見たほうがいいですよ。江原啓之 今宵の格言

マイクロソフトは不思議なことをするなあと、画面を見て思った

ウィンドウズ10へのアップグレードは、期限までにはするつもりだが

まさか、日付を提案されて、それを画面に表示するとは思わなかった

 

こういうのは、外人の感覚なのだろうか

 

私はいつアップグレードしてもいいのだけれど

プリンター持ってないし、ソフトも特に入れてないから

早めにウィンドウズ10に慣れてもいいが

勝手に 3日先を提案されても、それはちょっと違う気がした

 

 

 

ここからは、全く別の話です

  (公開の意味は特にありません 非公開するほどのことでもありません)

 

 

先日、従兄弟が仏壇を子供にまで持たせたくないから
将来、ある条件をクリアした時点で 家と共に処分する と教えてくれた

 

という話をしたら、会社の人が自分の状況を教えてくれた

 

5人兄弟の長女、たった1人の弟は独身ですでに亡くなり
親や妹を含む身内の位牌 数人分を小さな仏壇に持つという60過ぎの女性

 

最終的に女の系統だけなら、仏壇をどうするの
と聞いたら、お寺さんに相談するとしてくれる (仏壇の処分に賛成)

という話を聞いた


この方は、娘が2人だけ、結婚した次女と2世帯同居

 

よく考えれば、そういう(女性だけの)家庭もあり
仏壇の維持はむつかしいのはわかるが私が気付かなかっただけ

 

できないことはしないというより、将来維持できないのであるから
無理してもできないのであるから、できることなら最初からしないほうが
いいし、それが当たり前な気がする

 

歴史的に考えても、代々ずっと維持できている家は数少なく
今できている たいていの家がせいぜい明治以降
それを維持しようと考えるのは、歴史をちょっと考えれば
できなくても当然のように私は思える

 

もし、維持できるなら、それはごく一部の稀なケースか
頑固に無理やり形だけ維持しているのだと私は思う


従兄弟の父は、従兄弟がいうには合理的な考えの人だったそう

 

私も、多少は生前、話を直接聞いていて、知識の豊富さ
頭の良さにいつも感服していた

 

その思い出話の1つ

 

 

年取ったら、3人の息子の家に、1か月ずつ泊まりに行くつもり

 

なぜ1か月ずつかと言うと、長くいたら(お嫁さんに)迷惑をかけるから

 

もうその時点で60過ぎで、将来の話を楽しみにされていた

 

その頃、新築の家も出来ていたから、その家に子供が来る必要を
感じさせないように、自分があちこち泊まり歩く楽しみを話してくれた

 

おばさんは数年前、まだ若くして亡くなっていた

 

家に子供を縛らないですむことを1番考えたおじさん

昔の家だから、親の世話も家業も継いでたから、逆にそう思ったのだろう

 

おばさんは、子供が故郷に帰って来られるようにと土地の心配をしてた

 

どちらも親心だが、全く方向はちがう

 

年取ったら故郷に帰りたいはず という女性の感覚と
故郷を離れて生きていける という男性の感覚

 

女性は故郷を離れる場合が多いから、故郷に帰りたいと思うのか
子供を将来はそばに置きたいのか

 

おばさんの気持ちは、少しわからないが、子供を公平にしたいという
気持ちは何となくわかった 土地を3つ用意したいと話されていた

 

故郷は私から見たら、それほどいい所とは思えなかったのは男だからかも
田舎でもあったし、若い人が好んで住むほどの魅力は今も無いと思う


のどかなだけ、知り合いはいるが、元々人が少ないから

 

長生きすれば、知り合いはだんだん減ると、最近の親を見ていて思う

人とのつながりを大切に生きてきた親と、そうでなかった私の違いはある

 

 

あべのハルカス美術館で、「ピカソ、天才の秘密」 を音声ガイド付きで

見てきた  音声ガイドは初めてでした @520  観覧料は@1500

若い女性2人連れが購入してるから、ピカソ 理解できないはずと思って

私も購入 普通1000円はするものと思っていたが、内容は

書籍を要約した説明のナレーション

 

絵の番号とボタンがわかりづらい気がしたが、ただ見て表示を読むよりは

印象に残る気がした

 

少年時代 ~ 青の時代(20歳) ~ バラ色の時代(24歳) ~ キュビスムとその後

 

青の時代とバラ色の時代の油彩8点が集結 とある

 

あのわからない絵 キュビスムはナレーションで何となく理解できた気がした

何人もの女性と付き合い、女性が変わるたびに画風が変わったそう

 

91歳まで生きている晩年の写真は何となく憶えているが、若い頃の写真は初めて

さほどハンサムでもないが、才能にあふれていたらしく、金銭的な苦労は

若い頃からそれほど無かったのではという印象を持った

そうでなければ、才能だけで女性にもてるだろうか

 

都会の良さは、美術館巡りができる事と思っている

 

名古屋や岡崎の小さな作品も並べられていた

名古屋で何回かは美術館に入ったこともあるが、

知識もないせいか気に入る作品の数で不満という理由で

また行きたいと思ったことはない

 

今回は今までよりは良かったが、やはり贅沢な気はした