「いい人」をやめると、ハッピーになる テリー伊藤 著 | 猿の残日録

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いろんなことがあるが、人生短いから前だけを見たほうがいいですよ。江原啓之 今宵の格言

1949年 東京生まれ
500円の価値があるか疑問の本ですが
テリー伊藤さんが、どういう苦労をされてきたかは
初めて知りました その才能があるということも
長く脚本という裏方さんだったので気づかないが
風貌が特徴的で、その面白さまでは(今も)知りませんでした

高校の頃、社研といって数人でクラブを作って
放課後とか、議論を楽しんでる人達がいました
お互い、どちらの意見か立場を交換し合って
意見を言い合う それだけの楽しみ

テリー伊藤さんの、この本もそれと同じで
一般的に言われていることの逆をムリヤリに言っている
本人もムリかなと思いながら書いてるところもあるとあとがきに
書いてます

これを読んで、救われるならいいですが、私にはつまらなかった

せっかく本をくれたから読んだけど、読み進めるのが苦痛でした
500円、もったいない もったいない と思ってました



横浜のtoshi というブログに

こんな一文が紹介されていて、続けて他もコピーしました

いい奴だと言われる人間には、
 思慮分別などは、いらないんだ。
 時によってはそんなものがあってはいけないくらいだ。
 利口者には、いい奴などいるわけはない。

(スタインベック/John Steinbeck・米)



ひとは習慣を好む。
なぜなら、それをつくったのは自分だからである。

(ショー/George Barnard Shaw・英)



全力をつくして生きなさい。
とくに何をするかは問題ではない。
ただ、自分の人生と言えるものをもつことだ。

『使者たち』(ヘンリー・ジェームズ/Henry James・英)



女なぞこの世にいなくて、
どこか別のところから子供ができるとよいのだが。

『メディア』(エウリピデス/Euripides・古代ギリシア)



生活はすべて、次の二つから成り立っている。
したいけれども、できない。
できるけれども、したくない。

(ゲーテ/Johenn Wolfgang von Goethe・独)



たとえ幸福な一年であっても、
もう一度何が起こるかを充分承知した上で、
もう一度体験しなければならないとしたら、
まさに地獄であろう。

『わが名はガンテンバイン』(フリッシュ/Max Frisch・スイス)


 

あの人は、
 人の妻として必要な三つのものをそなえています。
それは、
 教養と頭脳と美しさですよ。

『レベッカ』(デュ・モーリア〈モーリエ〉/Daphne Du Maurier・英)


 

不幸な人間に、死などちっともこわくないのです。

『フェードル』(ラシーヌ/Jean Racine・仏)

 


海より広いのは、空・・・・・・
空より大きいのは、人のこころ・・・・・・

(ヴィクトル・ユゴー/Victor Marie Hugo・仏)

 


この世で一番大きいのは、空ではなく
人のこころ なんですね

いつも、空を見るたび思ってたことが
間違っていました