宮崎正弘 著 1946年生まれ
2013年発行の本です
すべて読む時間が無かったので部分的にメモ
「暗黒大陸 中国の真実」 今から75年以上も前に書かれた
アメリカ人外交官 ラルフ・タウンゼント の著書
「中国人は責任感が無いから嘘をつく」という名言
「嘘も方便という言葉があるが、なるべくならばつきたくないものである。
ところが、中国人のは方便ではなく、「答」なのである。
面倒で不愉快な相手を不安にし、やり込める手である。
こうまでいうと言い過ぎになるかもしれないが、少なくとも
相手の非難をかわすためのものであるには違いない。
この点ではまったく見え透いているから、さすがに騙され続ける者は
いない。
こういう全く途方もないばかばかしいことをとっさに思いつくのである。
言葉遊びが根っから好きで、ばれるまで言葉巧みに取り繕うが、
いよいよダメになると、顔色一つ変えず、また同じ前言と矛盾する嘘をつく。
そしていよいよ追い込まれると新手を繰り出す」
李克強首相は、「中国夢」のことを、
「きれいな空気を吸い、安全な食品を食べ、水道の水が安心して
飲めること」と現実に即した希望を言った。
ネットに現れたパラノイア的ネチズンの「中国夢」は
「日本民族殲滅。中国空母のハワイ給油寄港。沖縄奪還(琉球回復)」
であるそうな
まだメモしたいところもあるのですが、また機会があれば借り直して
みようと思います
ただ、中国に行きたくなるかどうかは、どうなんでしょう
上海のところを中心に読みましたが、なるほどちょっと中国でも
変わった地域だということがわかりました 香港も変わってるけど
その違いがはっきり書かれていておもいろいです
旅行するなら、一読すると、中国と言っても1つではないことがわかります
孫文は「中国人は砂のようにバラバラ」と嘆いて日本の団結を羨んだが
それから一世紀を経ても中国人の本質は変わらない
色々面白い過激な話が続きますが、知らない中国を知ってから
訪問するのが良いのか、知らないで訪問するのが良いのか
それはわかりません
著者の思ったまでの事かも知れませんし、一端を見て本を読んで
そう書いているだけかも知れません 貿易商とはいえ、すべてを
理解することはできないし、誤解も運が悪くそういう人と出会ったかも
相性が悪かったかも知れません が、面白い本ではあります