長生き遺伝子のスイッチの入れ方
と副題がある
1952年生まれ 医師、作家
本の最期の方に
欲望の実現には常にリスクが存在する
長寿のリスクは、愛する者との別れである
家族と死に別れても、そのストレスに耐える精神的な強さ
一人で生きていける様々な生活のすべを身につけている必要がある
こう書いてしまうと高齢になって一人で生きることは孤独と思われてしまうが
実際には多くの孫、曾孫に囲まれて生きている人も多い
別れはあるにしても、同時に多くの家族に囲まれていることも事実である
また、周辺の人、地域の人とのネットワークこそ、自分を支えてくれるものに
なるのではないだろうか
健康面だけを追求しても、長寿を楽しむことはできない
多くの人とのつながりを続けていることが重要ではないだろうか
長生きはしなくていいのよ といった人がいる
美しい頃を過ぎてまで生きていたくなかったのかなと
思い出すことはあるが、マンガの世界でもないし
容姿なんてあまり意味も無いと思える年齢になって
どうしてるかなと思ったりする
長生きしても、120歳
人間は寿命があるからこそ、その限られた時間を生きることに
意味がある
先がわからないから人生は楽しいのだ と言った先生
私もそう思う いつ死ぬかわかっていたら何もしないだろう
と先生は言っていた
先生は精一杯生きていた 私も精一杯生きたいと思います
というより、早く寝ましょう