有り難う!
昨日19時10分に我が家のギズモが永眠しました
我が家に来てくれてから9年
沢山の癒しをプレゼントしてくれたギズモ
去年の6月10日に炎症性乳がんの告知を受け
余命2カ月を宣告されてから9カ月
一昨日病院から帰り際に病院の先生がmy奥さんに
「ギズモが今までこうして居る事は、奇跡的なんだよ!」
「でももう時間の問題だと思うので何でも好きな物を食べさせてあげて!」と
覚悟は、していたけどやっぱりキツかった
本当は、もうとっくに無理だったのに
きっとギズモは、「金武町杯」とかが無事に終わるまで
自分の事で迷惑とか掛けたく無いから頑張ったんだと思う
一昨日の夜からギズモもmy奥さんも一睡も出来ず
ギズモの体調は、時間毎に悪化して
もぅご飯も食べず薬も飲まず
呼吸も荒くなって横にもなれず
ずっとずっとmy奥さんと一緒に居た
以前先生と先々の選択に付いて話し合った事が有る
最悪の状況が長く続いた時の判断は、どうしたら良いかアドバイスを下さいと
聞いた時に先生は、
「人間の欲求とエゴで先の明るくない延命処置は、したくないですね」と
俺
「安楽死」ですか?
先生
「ギズモの容態は、見た目より何倍も痛いんですよ」
「人間だったら耐えられないくらいなんですよ」
「それとも体中にパイプでも通して延命しますか?」
「それは、勧められません」
先生は、ギズモが我が家に来てからずっと見てもらっているので
ギズモの事をかなり気にかけてくれている
一昨日から昨日の状態を俺達のエゴで何日も続ける事は、
ギズモにとって相当キツイ日々を送る事になるのでは、と思い
俺
「落ち着いて聞いて欲しいんだけど、以前先生が言っていた
選択を覚えてるよね」
「今のギズモを見ていると、そうして上げた方が良いのかもよ」
my奥さん
「何言ってんの!無理無理有り得ないよ!可愛そうだよ!」
と怒りながら予想通りの回答だった
しかしその後のギズモの容態は、何も変わらず悪くなる一方だった
午後になり再度my奥さんに怒られる覚悟で同じ事を言ってみた
俺
「さっきの話だけど俺は、その選択の方がギズモの為と思うんだけど?」
my奥さん
「そうかもね、このままじゃ本当に可愛そうだもんね!」
「ギズモの事寝かせてあげたいもんね」と泣きながらつぶやいた
俺
「先生に電話してみる」
そして病院に電話して一昨日からの症状と状況と
俺とmy奥さんの覚悟を先生に伝えた
先生
「飼い主さんの覚悟が出来ているので有ればお越し下さい」
俺は、その内容をmy奥さんに伝えた
そして刻一刻と15時が近ずく
2人とも15時を過ぎても何も言わないし聞かない
my奥さん
「やっぱりギズモ元気になるかもよ!」
「調子悪いの今だけじゃないの?」と泣きじゃくりながら・・・・
俺
「先生も言っていたけど多分それは、無いと思うよ」
「正直俺もいやだよ」
「でも本当にこのままじゃギズモ可愛そうだよ」
my奥さん
「そうだよねギズモの事寝かせてあげるんだもんね・・・」
俺
「時間を遅らせてもらおうよ!」
「19時に変えてもらおうよ!先生に言ってみるよ!」
そして病院に電話をしてその旨を伝えた
先生
「分かりましたそれでは、19時に来て下さい」
俺もmy奥さんも何年分の涙を流したんだろうと言う位泣いた
ユウジ&シホも心配して家に来てずっと一緒にいてくれた
刻一刻と時間が過ぎて行くあと少しで19時だ
俺
「18時40分ころに出ようか・・・・」
my奥さん
「・・・・・うんわかった」
「ギズモ寝かせてあげようね」と自分に言い聞かせてた
18時50分病院に到着
診察室に俺とmy奥さんとギズモとエルモが入る
先生
「心音とか呼吸とか思った以上に悪くなってますね」
俺・my奥さん
「・・・・・・・・・・・」
先生
「それでは、準備しますけど良いですか」
俺
「・・・・・・・お願いします・・・」
my奥さん
「・・・・・・・・はぃ・・・」
そして19時10分ギズモは、俺・my奥さん・エルモ・ユウジ・シホ
いつもギズモを可愛がってくれた看護師さん達の見守る中
本当に優しい顔で永遠の眠りに着いた
この選択が正しかったのか間違っているのか未だに解らない
ただ一つだけ信念を持って言えるのは、俺もmy奥さんもギズモの事が
大好きで本当の子供みたいに愛しているし大切だ
先々俺とmy奥さんが天国に行けたなら
その時ギズモに会って今回の事を聞いてみようと思う
ギズモ本当に沢山の思い出と癒しを有り難う
ゆっくりと沢山寝てくれ
そのうち必ず会いに行くから会えた時は、色々と案内してくれよ
愛してるよギズモ
追伸
沢山の励ましや、沢山の愛情を頂いた事を本当に感謝しています!
ギズモに代わってお礼申し上げます。
沢山の仲間に愛され
ギズモは、本当に幸せでした。
これからは、みんなの幸せを空の上から見守ってくれると思います。
NOBU & MIKA