ギズモ
;昨日の明け方
大事な家族のギズモが呼吸困難になってしまった
去年の6月に「炎症性乳癌」を患い
余命2カ月を宣告され
覚悟は、していたものの
やっぱり「キツイ」よ
6月の癌宣告を皮切りに
幾度かの山場を乗り越えて来たギズモに
これ以上の期待をかける事は、ギズモにとって
かなりの負担になる筈だ
ギズモは、いつもmy奥さんにべったりなので
my奥さんの胸中は、当然穏やかで無い
多分、今までギズモが幾度となく山場を乗り越えて来たのは、
急に万が一が訪れた時にmy奥さんが沢山悲しむ事を
最小限に留める為に幾度かの山場を乗り越える事で
悲しみを分散してくれたんだと思う
10年前に家族の一員になり
起きている間は、ご飯の時以外は、my奥さんにべったりしている (o^-')b
唯一俺の所に来る時は、お腹が空いた時だよ (^^ゞ
どんなに俺が熟睡してても自分がお腹が空いたと言う理由だけで
俺が起きるまで顔中を舐めまくる
いつまでも起きないと目を引っ掻かれる事も有る (iДi)
今日、朝一番でギズモが我が家に来てから
ずっと見てもらっている病院に行って
昨日からの状況を先生に伝えた。
その後検査をしたら、肺とお腹に水が溜まってるらしい
普通は、心臓から来る症状らしいが
今回のギズモの場合は、腫瘍が影響しているとか・・・
とにかく呼吸困難でギズモは、一睡もしていないので
「一旦、集中治療室に入れて様子を見ましょう」
と言う事になり夕方まで先生に預ける事にした
my奥さんも一睡もしていなかったので夕方まで寝かせようと
思っていたがやはり全然寝れなかったみたい・・・・
そして夕方ギズモを迎えに病院に向かった
集中治療室の効果が有り
酸素を沢山吸った元気なギズモがそこに居た
my奥さんは、大喜びで連れて帰る準備をしていたら
先生に呼ばれ
「今は、少し回復したけど決して良くなった訳では無いので
今日は、病院に居た方が安心ですよ!」と言われ
一緒に帰る気満々だったmy奥さんは、目に涙を一杯浮かべながら
my奥さんが先生に
「分かりました」と納得がいかない様子で・・・
「ときどきギズモの事を見て下さい」
「何か有ったら夜中でも良いので連絡下さい」
「万が一の時は、側に居てあげたいので・・」
多分、先生は、ギズモもだけどmy奥さんの疲れ切った表情を見て
my奥さんも少し休ませた方が良いと言う判断をしてくれたのだと思う
家に帰って来てからのmy奥さんは、目を離すと泣いてばかりいる
10年前ギズモが家に来た時の俺の仕事が半端じゃなく忙しい時で
my奥さんは、ずーっとギズモと一緒だっただけに今回はかなりキツイと思う
結局my奥さんは、殆ど寝る事も無く朝を迎えた
午後に病院に行く予定では、有ったが
「朝病院に電話して様子を聞いて見て」と
my奥さんに言われていたので様子を聞いてみた
俺
「すみませんギズモどんなですか?」
看護婦さん
「少し元気なんですけどご飯食べないんですよぉ」
my奥さんにそれを伝えると
「ギズモのご飯作って持ってってあげよっ!」と言う事で
午後に行く予定が我慢が出来ずに午前中に行く事になりました (;^_^A
my奥さんは、ご飯だけ渡したら帰ろうねぇと嘘っぽく言いながら
嬉しそうに病院に入って行った
結局my奥さんは、ギズモを抱く事に成功してご機嫌だ
そんな様子を見た先生は、仕方なさそうに
「夕方まで試験的に退院してみましょうか」と・・・ f^_^;
my奥さんは、小学生並みに「はいっ!」と二つ返事でニコニコだ (^O^)/
かくしてmy奥さんの作戦は、大成功でギズモを連れて帰れる事に・・・
家に着いたらエルモが大喜びですっ飛んで来てのお出迎え
my奥さんもエルモもギズモから離れない
「やっぱり我が家が落ち着くな」と言わんばかりの顔で寝ている
そんな楽しい時間は、アッと言う間に過ぎていき
タイムリミットが近づく (TωT)
my奥さん
「このまま家に居て夜中にギズモが苦しくなったら可愛そうだもんね」と
自分に言い聞かせながらシブシブ病院に行く支度を始める (ノ_・。)
病院到着後、予想通りギズモを入院するように進められる事に・・・。゚(T^T)゚。
my奥さんは、ギズモに「頑張ってね!明日の朝迎えに来るからね」と
優しく声を掛け、後ろ髪を引かれる想いで病院を後にした (/_;)/~~
さて、帰ろうかと言う時にmy奥さんが予想以上に元気が無さ過ぎたので
「ユウジとシホ誘って飯でも行こうか!」と言う事で
無理やり2人を連れて楽しい話とかしながら夕食をとっているとメールが入り
キョウスケから「NOBUさん俺も一緒に飯参加して良いですか」と
my奥さんを気遣い連絡をくれた o(^-^)o
俺達は、本当に幸せだと思うよ (^_^)v
いつも本当に有りがとね (^ε^)
さて、明日の朝ギズモちゃんを迎えに行く為にソロソロ寝るかな
「ギズモ(*^ー^)ノお休み!明日の朝迎えに行くからね」